西海鹿島駅から電車に乗って、君ヶ浜駅で下車します。

かつて君ヶ浜駅には白いアーチがあったのですが、老朽化の為柱を残して撤去されてしまっていました。
具体的にいつ撤去されたかはわかりませんが、前科生きた時にはすでに柱だけだったような気がします。
さすがにここまで歩き疲れたので、駅の自動販売機で何かを購入して休もうと思ったのですが…
財布の中に万札と五千円札しかない…
よりにもよって2人揃ってそんな事態に。
とりあえずあり合わせのお金で水を1本購入して、それで犬吠駅に着くまではなんとか過ごすことにしました。

君ヶ浜に向かう道のりは非常に美しい道でした。
まっすぐに舗装された道の両脇に草木が茂り、そしてその先には君ヶ浜と海が見えます。
この道を歩くだけでも癒されるような、そんな感じです。
さっきまでの疲れも吹っ飛びそうです。

君ヶ浜に着くと、とても良い感じの海風が吹き付けます。
そして素晴らしい景色。
どこをとってもいい絵になりますが、君ヶ浜から犬吠埼灯台を見る構図がもう最高です。
これまでの疲れが一気に吹っ飛びそうです。
今日は天気がよいですが、湿度はそんなになかったので歩いても汗はほとんど出ず、おかげで体力の消耗が少なかったのかもしれません。
そして海風に吹かれながら、しばしゆったりと過ごします。
ここで、海鹿島方面か犬吠埼灯台方面に歩くか考えましたが、ここまで銚子電鉄の駅を回ってきたのだから、全部制覇するのもありではないか……
後から犬吠駅へは行くことは決まっているので、ここは海鹿島駅まで歩くことにしました。
海岸線に沿ってずーっと歩いていると、途中ヒルガオの花やサボテンの花が咲きかけていたり。
もうすっかり夏…のイメージです。

君ヶ浜の北端あたりに来ると、どんどん岩がごつごつした地帯に入ってゆき、さらに進むと海鹿島(あしかじま)が見えてきます。
正直、どれが海鹿島かわからないのですが、なんとなくそれっぽい岩があるのでそれが海鹿島なのかしら……?
ちなみに、この海鹿島から海鹿島駅までは直線距離ではすぐのように書いてあったのですが…
目の前には結構急な坂が。
地図の不便な所って、高低差が書かれてないことだよね…

坂を上りきって、しばらく進むと海鹿島駅があります。
「関東最東端の駅」という表示が気になります。
おいら達がまったりと待っていると、地元の主婦と思われる人が大量に駅に来て、何だろう、と思っていたら、電車から降りる子供を迎えに来ていたようです。
銚子電鉄は車内で車掌が料金を精算等を行うものの、駅員が常駐しているところは少なく、親がこうして迎えに来ているのかもしれません。
列車の中には結構人が乗っていたので、ここは一旦降りずに外川駅まで行ってから戻ることにしました。
※君ヶ浜駅
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