真岡鐵道のSL「もおか号」のりば

本日のメインイベント、真岡鐵道のSL「もおか号」にこれから乗ります。
自分もあかり姉さんもSLに乗るのは初めての体験なので、早くも心が躍ります。
既に下館駅のホームにはSLが停車していて、たくさんの人が写真撮影を行っています。


SLもおか号 客車

「SLもおか号」は3両編成の列車です。
乗車するにはSL券が必要で、早い順に1号車から埋まってゆきます。
しかし、号車内での指定席はなく車内での座席取りは早めに行う必要があるので、まずはいい座席を押さえることを優先することに。
オハフ50形のクロスシートはとても懐かしい感じで、座り心地なども思ったよりもいい感じです。

座席も押さえたし、「SLもおか号」を撮影したいのですが、当然のことながらいろんな人がSLと記念撮影を行っていて、なかなかSLだけを撮る事ができません。
さらには、「フーテンの寅さん」のそっくりさんが真岡鐵道の観光案内も兼ねてSLの前で観光客に説明をしたりしていました。


SLもおか号を撮りたいけど…

唖然あの、SLだけ撮りたいんですけど…

さすがに迷惑だとも言えないので、寅さんのそっくりさんを含めての写真となりました。


SL(C12-66)に乗って、発車の時を待ちます。
SLだからもっとがたがたと揺れると思ったら、発車の合図のあとすーーーっと、静かに出発してゆきます。
気動車に最も近い客車だったにも関わらず、あまりうるさく感じなかったのは意外でした。

そして窓を見てみると、所々すすがこびりついていて。
また、窓を開けていると石炭の焼ける臭いが漂ってきて、SLらしさを感じます。
SLっていいよね、みたいな話をしていたら、先ほどの寅さんのそっくりさんが車内に登場。
SLについての観光案内などを行っていました。


今度こそ。

真岡駅に到着して、ここでしばらく停車することになったので、SLの写真を再度撮影したりするお客さんが多数見られました。
ここで下車する人、また乗ってくる人…意外と人の入れ替えがありました。
そして、先ほどまで車内にいた寅さんのそっくりさんもここで下車。真岡駅から列車が発車した後、SLに向かって手を振っていたのが印象的です。

さて、ここから終点の茂木駅まではSLで約1時間ぐらい掛かります。
さすがにお腹が空いてきたのですが、たしかSLもおか号限定の駅弁があったはずですが、まだ来ないですね…。
そう思っていたら、ようやく車内販売のワゴンがやってきました。

しかし、既に駅弁は売り切れ、食べるものはスナック菓子ぐらいという有様。
どうやら3号車から車内販売がスタートしていたようです。
/(^o^)\ナンテコッタイ

唖然普通1号車から来るだろー!?

「SLもおか」の車内販売は1号車から来るはず…と思って先頭車両に陣取っていたのですが…どうやら残念な結果になってしまったようです。
もしも次に乗るときは3号車に乗るべきですかね…。


益子駅で、たくさんの人が降りてゆきました。
益子と言えば益子焼が有名です。また、関東鉄道が発売している「関東鉄道・真岡鐵道フリーきっぷ」のフリー区間は益子駅までのようで、それも影響しているのかもしれません。
先ほどまで子供連れが多くて騒がしかった車内も、だいぶ静かになってきました。

益子駅を過ぎると、山間部の路線に入るため、両側を樹木に囲まれたところを走ります。
そのため、SLを撮影しようと三脚を構えているカメラマンを多く見かけました。
樹木のトンネルを抜けて、汽笛を上げる瞬間を写真に撮ったらとても絵になりそうです。


辺りの景色も緑がとても多く、SLにずっと揺られているとなんだかゆったりとして心が落ち着きます。
都市部でSLを走らせたら苦情が出そうですが、のどかな風景にはSLがあってもいいな…と思います。
SLは既に前時代的な乗り物になってしまっていますが、こうして動態保存されているということは、博物館で静態保存されたものを見るよりも実際に動く乗り物として、より心に与えるインパクトは違いますね。
機会があったら、またもおか号に乗りたいものです。


茂木駅に到着。

そうこうしている間に、列車は茂木駅に到着しました。

※下館駅
scale:25000 36/18/3.796,139/58/53.199


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