いつもコミケ時期になると、会場に向かう途中のゆりかもめやりんかい線車内のポスターに貼られている「東京湾納涼船」というポスター。
まぁ船なんだろうなぁ、と思っていたのですが、調べてみると結構打ち上げに使えそうなことがわかりました。
そんなワケで今年のコミケの打ち上げは、「東京湾納涼船」にてやってみました。

竹芝桟橋(都産貿浜松町館の近く)から出航するので、竹芝駅待ちあわせで動くことにしました。


東京湾納涼船チケット。

「東京湾納涼船」の基本料金は大人2,500円で乗船&飲み放題です。
ただ、宴会をする場合は約8人までの人数ごとに+10,000円のオードブル&室料を支払うことで個室を借りることが出来ます。
今回は13人という大所帯だったので、ちょっと大きめの部屋を押さえてみました。

しかし、船ということなので船酔いとか大丈夫なのだろうか…
そんなことを思いながら、乗船時刻を待ちます。


乗船予定の「さるびあ丸」。

今回乗る予定の「さるびあ丸」が既に停泊していました。
1000人規模で乗船できるような大きな客船です。
屋形船ではなくて、これだけ大きかったら酔う心配もないのかな…とか思っていました。


乗船ゲート。

派手な乗船ゲートから、乗船を開始します。
一般乗船客と、宴会用個室を利用する客は途中でルートが変わるようなのですが、個室利用の人のルートは階段で、一般乗船のルートはエスカレーター。

唖然どっちがVIP扱いなんだ…

みたいな不満がちらほら。
まぁ利用客数の絶対数は一般乗船の方が遙かに多いので仕方ないのでしょう。


公民館みたいな個室スペース。

乗船すると、すぐに部屋に案内されました。
一等船室ということでどんなのかな…と思っていたら。

唖然公民館みたいだね…

オードブルといい、既に注がれたビールといい、公民館で集まる老人会みたいな感じが漂ってきます。
でも、今日はコミケの宅配作業でへとへとになった面々ばかりだったので、すごいペースで飲んで食べて…という状態でした。
飲み放題なので、もう止まりません。

そうこうしていたら、床の方が震えだし…船が出航し始めました。


レインボーブリッジを眺める。

浜松町の竹芝桟橋を出航し、東京湾をぐるり一周する納涼船。
途中、レインボーブリッジを通過したり、お台場の夜景を楽しむことが出来ました。
しかもあまり揺れないので、船酔いの心配もなさそうです。

ちなみに飲み放題ですが、フードメニューは別料金。
しかし、船の上で焼いている焼きそばやスペアリブを見ていると、ついつい追加で注文したくなってきます。


甲板もライトアップ。

納涼船では、浴衣ダンスパーティーなどのイベントも行われていました。
どちらかというと「リア充」な方ばかりで、コミケ帰りの面々の自分たちはちょっと場違いな感じ。
実際、コミケの打ち上げにここを使っていると思われる人は皆無でした。

最初のうちはなんだかなぁ、とは思っていたのですが、船に乗っているとだんだん楽しくなってきます。
会話も弾み、いろんな話をすることが出来ました。

一般乗船の場合は基本立ち飲みで椅子などはなく、ずっと甲板などにいることになるため結構寒いです。
それを考えると個室でゆったりと酒を飲んで暑くなったらちょっと海風に当たって再度戻る…という贅沢ができる方が遙かに良さそうですね。
なんだかんだで公民館のような座って飲むスタイルの方が、なにかと喋れるような気がしますね。


とても楽しかった!

2時間の船旅も、長いようであっという間でした。
終わった頃には良い感じに酔ってしまったこともありますが、とても良い感じでした。
こういう飲み会もたまにはありですね!
機会があったらまた乗ってみたいところです!

※東京湾納涼船
http://www.tokaikisen.co.jp/
住所:東京都港区海岸1-16-1
TEL:03-5472-9999
scale:25000 35/39/1.677,139/45/56.325



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