なんだかんだで鳴子温泉の周辺は観光していたけれども、鳴子温泉の観光をしていなかったので、のんびりと観光することにしました。
ちなみに陸羽東線の時刻表を見ると、だいたい1~2時間に1本というスケジュール。
16時台の列車を逃すと次は18時の列車までないという状態です。


鳴子温泉の街並み

鳴子温泉の街中には温泉旅館や土産屋が多く並んでいました。
駅前から徒歩1分もたたずして温泉街というアクセスのよさは本当に便利ですね。
「○○温泉駅」と書いてあるにもかかわらず、駅から徒歩10分とかそういう駅が多いだけに、やはり便利だと実感します。
また、そのアクセスのよさを武器に「温泉番付表(JR駅からのアクセスのよさ番付)」で堂々横綱ということをアピールしていました。

唖然JRの駅限定、ってところがミソだな…

番付については、あまり深く突っ込まないことにしておきましょう…


町の足湯

鳴子温泉の温泉神社近くにある足湯でした。
こちらの足湯は雰囲気もよく、すだれのおかげで人目を気にせず長湯できそうな感じです。
おいら達が行った時には既に先客がいて、しかもなんだか邪魔したら悪い雰囲気だったのでそのまま素通りすることに。


手湯

足湯のほかに、手湯もありました。
檜の浴槽に手を入れて温まる施設で、いろいろな人が手をつけては温まっていました。
今日は結構動き回ったので、身体に染み渡ります。


鳴子早稲田桟敷湯

鳴子温泉と言えば日帰り湯がたくさんあって、いろいろな温泉に入れます…と楽な考えでいると痛い目を見ます。
それはどういうことかと言うと、鳴子温泉の温泉旅館が日帰り湯として温泉を開放しているのはだいたい13:00までとか、遅くとも15:00頃までの場合が多いです。
鬼首温泉でも日帰り湯に入れなかったところがありましたが、油断をしていると全然温泉に入れない…なんてことも平気でありえます。

そんなシビアな鳴子温泉ですが、共同浴場もいくつか存在していて、一番有名な共同浴場がこちら「鳴子早稲田桟敷湯」です。
昭和23年に早稲田大学理工学部の学生が掘り当てたという温泉で、現在は共同浴場として開放されています。
偶然だったのかどうかはわかりませんが、この日の温泉には若い学生と思われる人がたくさん入浴していました。
もしかしたら早稲田大学の学生なのでしょうか??


鳴子・こけし祭り

「鳴子早稲田桟敷湯」の近くの広場では「鳴子・全国こけし祭り」というイベントの設営が始まっていました。
こけしの品評会や即売会、あとは盆踊りなど、9/5~9/7までと3日間に掛けて祭りがあるということですが、残念ながらおいら達は参加せぬまま鳴子温泉を後にすることになりました。
また今度来るときには鳴子温泉をじっくりと楽しみたいですね。


鳴子温泉駅から

鳴子温泉駅始発の電車に乗って、本日宿泊予定の瀬見温泉に向かいます。
明日山形市に向かう予定があるため、できるだけ新庄に近いところで宿泊したい…ということもありました。

18:00発の列車に乗って、先ほど見学した鳴子峡を通過します。
しかし辺りは既に真っ暗。日が落ちる時間も早くなったなぁ…と痛感です。


瀬見温泉駅

鳴子温泉駅から陸羽東線で約40分。
瀬見温泉駅に到着しました。
辺りは既に真っ暗。そしてぱらぱらと強い雨が降り始めていました。
ここはもう山形県だけれども、鳴子の方も雨が降っていたかどうか…やや心配ではありました。

※鳴子早稲田桟敷湯

住所:宮城県大崎市鳴子温泉新屋敷124-1
TEL:0229-83-4751
scale:25000 38/44/27.008,140/43/14.918


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