バスに揺られて「間欠泉」というバス停で降りました。
辺りには何もない、本当にへんぴなところです。
とりあえず案内によると、やや坂を下ったところに鬼首(おにこうべ)間欠泉があるとのことです。


鬼首間欠泉入口

鬼首間欠泉入口にやってきました。
平仮名で「かんけつ泉」と書かれていると、なんだか別のモノなのかと思ってしまいます。
とりあえず入場料が1人400円ということなので、早速入ってみました。


吹き出さない湯・玉乃湯

まず最初に見かけたのは、玉乃湯というところでした。
残念ながらこちらは吹き出すことはないそうです。
吹き出す間欠泉は2つあって、それぞれ「弁天」「雲竜」と言うらしいです。
では、まずは「弁天」から見に行くことにしました。


かんけつ泉・弁天

こちらが鬼首温泉名物のかんけつ泉「弁天」です。
湯気が湧いていて、他の観光客も騒ぎ出しています。
これは……もしかすると……!??


かんけつ泉・弁天

唖然噴いたー!!

思い切り高く吹き上げたかんけつ泉「弁天」。
5mぐらいは上がったのでしょうか。とにかく高く上がってます。
そして降り注ぐ霧のような水…というか冷めた温泉…
初めのうちは嬉々として撮っていましたが、さすがに濡れるのは勘弁です。

動画も撮りたかったのですが、良いように撮れず、また次の噴出まで時間があったので断念しました。


稲庭うどん

さすがにお腹が空いたので、かんけつ泉の近くにある売店で食事を採ることに。
稲庭うどん(500円)を注文して、黙々と食べていました。
ここは鳴子温泉郷・鬼首温泉ではあるものの、あと数kmで秋田県との県境に位置するところでもあるので、稲庭うどんも産地なのだとか。

黙々とうどんを食べていると、窓の外にも間欠泉があることに気づきました。

唖然「雲竜」、こんなところにあるのか…


かんけつ泉の「雲竜」は、売店の食堂から見られるようになっていました。
残念ながら店と接近するように位置している為、外からは見ることが出来ないようで。
なんとも商売上手です。

しかし、「弁天」と比べると吹き上げる高さは約1m程度。
地味だけれども、屋内で、そして食事を食べながらかんけつ泉を見るのもなかなか良いモノですね。
たいへん堪能しました。

※鬼首間欠泉

住所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上12
TEL:0229-86-2233
scale:25000 38/47/54,140/40/23.538


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