川原湯温泉駅から岩島駅方面に少し歩くと、吾妻渓谷と呼ばれる自然渓谷があるそうです。
上毛かるたでは「耶馬渓しのぐ吾妻峡」と歌われ、紅葉の時期にはとても綺麗な姿を見せるそうですが、この吾妻渓谷も一部が八ッ場ダムの底に沈んでしまうのだそうです。


吾妻渓谷入口。

川原湯温泉駅から歩いて10分もしないところに吾妻渓谷の入口がありました。
まず「瀧見橋」という橋を渡ると、その先から吾妻渓谷の遊歩道が約3km以上も続き、約2時間で一周できるコースなのだそうです。
とはいえこの橋のすぐ脇から滝が流れ落ちていて、見ている人を飽きさせません。
こんなところに来るのは自分たちだけ…と思っていたら、10人程度の観光客がちらほらといて、写真を撮ったりしていました。


吾妻渓谷入口。

ここからは吾妻渓谷を渡る吾妻線の電車も見ることができ、時間が合えば鉄道写真も撮れそうです。
途中、先ほど通過した樽沢トンネルも眺めることができ、こちらも時間が合えば樽沢トンネルを抜けて出てくる鉄道写真も撮れるようです。
しかし今回は時間があまりないので、この瀧見橋付近で吾妻渓谷を堪能していました。


吾妻渓谷入口。

この橋から渓谷の奥のほうを見てみると、なにやら人工的な建造物が…
どうえら八ッ場ダムの建造物の一部なのでしょうか。

唖然これが完成したら、この辺り一帯がダムの底に沈むんだろうか…

そう思うとなんだか複雑です。
本当、今のうちにしっかりと記憶に残しておきたいところです。

※吾妻渓谷
scale:25000 36/33/30.893,138/43/28.812


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