熱海の観光地のある意味定番といえば「熱海秘宝館」です。
秘宝館というのは世界各国の秘宝が展示されているような素敵なところでは全然なくて、いつの頃からか性風俗に関係する物品を陳列する施設を指すようになってきました。

唖然まぁ確かに「宝」であるのは間違いないわな…

全世界共通の宝といえば確かに性風俗なのかもしれません。

ロープウェイを降りた後にいろいろと寄り道をしましたが、ついに秘宝館に入ります!


熱海秘宝館。

入り口はちょっと薄暗い秘宝館。
受付にはおばちゃんが1人いて、チケットのもぎりをやっているのがなんとも一種異様な光景です。
18歳禁止という触れ込みもあってか、やはり淫靡な感じにしているのでしょうか。

唖然淫靡と言うよりも場末のバーみたいというか…

そんな入り口を入ってゆくと、そこはまさに秘宝館でした。


モーレツ。

秘宝館の中には女性のマネキンが動いてお尻を出したり、男女とおぼしき人形がガクガク動いていたり、鯨の生殖器の模型があったり…
動く展示物が多いのですが、だいたいのものは女性の乳首を模ったボタンを押すと動き出すような仕組みになっています。
機械が動いてスカートがめくれたりすると、ちゃんと声が出たりしてなかなか楽しいです。

そして春画の展示コーナーもありました。
春画、浮世絵を見て思ったのは「江戸時代から女性器・男性器の描き方は変わってないのかな…」という点。
違うとすると陰毛を多めに描くぐらい。
男女の顔や体つきは時代が好む絵柄に、そしてリアルな性器描写は江戸時代からずっと変わってないようです。
なんとも興味深いです。


珍木馬。

さらに奥に進んでゆくと、どんどん悪趣味な感じのものが増えてゆきます。
ヌードの女神様とか、えらく巨根の恵比寿様とか、自主製作と思われる浦島太郎をモチーフにしたアダルトビデオとか…
そして珍木馬と呼ばれる乗り物も。
こちらは100円を入れるとうぃんうぃん動くようです。

唖然うは…すごすぎる!

なんだか楽しくなってくるのが自分でもわかります。

しかし、序盤はテンションを上げるようなアトラクションが多いのですが、佳境に入ってくるとそのテンションを逆手に取ったようなアトラクションも増えてきます。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、のぞき穴を覗くと水が飛び出してきたり(濡れないようにはなっている)、尻に目玉の付いた化け物みたいなオブジェが突然喋ったり…

唖然後半お化け屋敷じゃないか!?

緩急つけた展示方法はなかなかいいですね。
思っていたよりも楽しく見ることが出来ました。


もぐらたたきまで…。

秘宝館のラストコーナーは休憩所兼売店になっていて、いろいろなアダルト系のネタグッズが売られていました。
その他にはゲームセンターもあって、景品にアダルトビデオが入っていたり、乳首をモチーフにしたゴムボールが入っていたのですが、中でも注目したのはこのもぐらたたき。
一見普通のもぐらたたきだと思っていたのですが実は…

唖然叩く対象が男性器とお尻になってる!?

秘宝館の無駄なこだわりに脱帽しました。

熱海秘宝館は古さも残っていたけれども、同時に妙な新鮮さもあってなかなか楽しかったです。
ただ、男性1人で入るのはなかなかキツいので、男女カップルで、しかもネタがネタとわかる人でないとちょっと厳しいかもしれませんが、一度行ってみる価値はあると思います。

※熱海秘宝館
http://www.atami-hihoukan.jp/
住所:静岡県熱海市和田浜南町8-15
TEL:0557-83-5572


◆ぶらり熱海・江ノ島旅行
ぶらり熱海・江ノ島旅行【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。