ついに日本有数の閑散路線・岩泉線に入ってゆきます。
でもその前に、茂市駅というところで一旦停車しました。


茂市駅駅名標。

岩泉線の電車はそのほとんどが茂市駅から先、山田線の宮古駅まで直通運転を行っています。
そのためか、山田線と岩泉線の切り替えおよび山田線内の電車行き違いのため約20分程度の待ち合わせがあるそうです。
約20分も時間があるなら、一旦下車して茂市駅を見て回ることにしました。


茂市駅。

茂市駅の駅舎は木造の駅舎で、新しそうですが結構味わいがあります。
岩泉線には岩手刈屋駅をはじめいい雰囲気のある木造駅舎があるので時間があれば寄りたいところです。


茂市駅。

茂市駅の駅舎内には時刻表と駅ノートが置かれていました。
時刻表は見ての通り、とても閑散とした感じです。
しかし山田線、岩泉線の主要駅であることもあり、これでも停車本数は多いぐらいです。


岩泉線ではスタフが現役。

駅舎の壁には古いスタフ(通票)が飾られていました。
これは岩泉線で使われていたスタフなのでしょうか。
そう思っていたら、駅員が出てきてこれと同じスタフを運転手に渡していました。

唖然もしかして現役なの!?

茂市駅にスタフがあるかないかで閉塞を行っている、原始的な方法ですがこれはわかりやすい方法です。
いまどきスタフ閉塞を行っている所があるんだなぁ…貴重な物を見た感じです。


岩泉線の電車。

そろそろ発車時刻なので電車に戻ります。
しかし、スケジュールは問題ないのですが天候がさらに悪化してきてさらには雨もぱらついてきました。

唖然ぎゃあ!

これから行こうと思っている押角駅には、残念ながら駅舎はなく雨が降ったら傘などでしのぐ必要があります。
そして押角駅で下車した場合、次の電車が来るまで最低2時間は待たないといけません。
なんとかして雨が降らないよう、祈るような気持ちで電車に乗り込みました。

◆岩手県の鉄道を存分に味わう旅
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