嵯峨野線電車。

京都駅に着いたけれども、高速バスが予想よりも早着することなく定刻通りに到着してしまったのであまり時間がありません。
本当はのんびり身支度をしたり朝食を食べたりする予定でしたが、6:22発の京都駅発福知山駅行きの電車に乗るべくやや急ぎ目に歩きます。
しかし、あらかじめ調べておいた「山陰本線」の文字はなく「嵯峨野線」という表記が…
どうやら京都近郊では「山陰本線」のことを「嵯峨野線」と呼んでいるようですね。
東京近郊でも同様に「東北本線」のことを「宇都宮線」と呼ぶのと同じことでしょう。


先頭だけ福知山行き。

とりあえず早く着いて福知山行きの電車に乗ったはずなのに、なぜか車内の行先表示は「園部行き」。
おかしいなぁ、と思いつつまったりしていると、どうやら6両編成のうち先頭車両の2両だけが福知山行きとのこと。
これを聞いて慌てて先頭車両に移ります。
なんだかどたばたしたけれども、ようやく電車が動き始めました。


保津峡。

嵯峨野線は太秦駅や嵯峨嵐山駅、保津峡駅など京都を代表する観光地を通ることもあってか景色を見ているだけでも楽しいです。
また同時に京都周辺のベッドタウンを結ぶ路線でもあるためか、途中駅での乗り降りが思っていたよりも激しいです。
通勤路線でもあり観光路線でもあるのが嵯峨野線の特徴でしょうか。

嵯峨嵐山駅を過ぎたあたりから景色は一気に山岳路線になり、また嵯峨野観光鉄道の路線がたびたび交差したりして素敵な風景と線路が見られる光景になっています。
この区間はJRで乗っても、トロッコ電車で乗っても楽しそうですね!


園部駅にて。

園部駅に到着しました。
園部駅にて電車の待ち合わせおよび切り離しや結合が行われるため、約10分ほどの停車です。
乗っている電車の切り離し作業が見られるかなと思っていたのですが、どうやら出発の際に合わせて切り離す模様。
おかげで切り離しの瞬間は見ることが出来ませんでした。


北近畿ビッグXネットワーク。

園部駅を過ぎるとここからは嵯峨野線とは呼ばれず山陰本線になってゆきます。
ここからの路線は単線区間となりますが、綾部駅から福知山駅の間のみ複線になります。
この区間はどうやら「北近畿ビッグXネットワーク」という構想があって、福知山駅や綾部駅を中心として京都駅や大阪駅、そして城崎温泉駅や豊岡駅、天橋立駅を結ぶX字のような形で特急電車が設定されているため、特に綾部駅から福知山駅の間は特急電車の本数が多いようです。

そうこうしているうちに電車は終点の福知山駅に到着しました。

◆京都・天橋立弾丸旅行
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