インフルエンザもようやく熱も引いて完治…といえるところまできたので、日比谷パティオで行われている「大つけ麺博」に行ってきました。
「大つけ麺博」は何度か行っているのですが、今日と明日に限っては、あの「ラーメンの鬼」こと佐野実氏が降臨、本人初のつけ麺の店「佐野JAPAN」を限定オープンさせるという…
これは行くしかありません。


佐野JAPAN。

さすがに限定出店ということもあってか行列の長さは最も長く、おいらがあかり姉さんと行ったときには2時間待ちという状態に。
でも2人居たので片方が抜けて別のつけ麺を食べたりコンビニで飲み物を補給したりとそこまで長い時間であるとは感じませんでした。
「佐野JAPAN」の屋台が見えてきてからは進むのが早く感じました。


ラーメンの鬼・佐野実氏。

ラーメン到着まであと十数分というところで、奥の方からあの佐野実氏が出てきて写真撮影にも応じるというサービス旺盛っぷり。
ポーズこそ定番の腕組みですが、ファンには気さくに応じていたり握手していたりとラーメンの鬼という感じはしません。
とはいえ原則的に女性客限定のようで、男性客が増えると奥に引っ込むというなんというか現金なラーメンの鬼。


佐野JAPANのつけ麺。

ちなみに自信のつけ麺はというと、麺から特徴がありまくり。
麺は小麦の皮も混ざったような、麺の中に茶色の粒が混じったもの。
全粒粉麺という奴でしょうか。
小麦というか麺の味がかなり主張しています。
そのまま食べると麺の味のクセを感じ、塩を付けて食べても、そして特製のつけだれをつけても美味いというものに仕上がっています。

そのつけだれは鶏ガラをベースとした支那そば風のスープだけど、このスープと麺が非常に合って美味い…
もう言葉も出ないまま黙々と食べるけれども、このプラスチックの容器というのが残念で、スープが冷めるとややスープのくどさも感じるようになってしまうかも。
熱々のままなら感動がずっと続いたのにとやや残念ですが、これは良かったです。

これは確かに「美味い」と言うしかないですね。
そして「2日間しか販売しない」と予め宣言した事による希少価値の煽り方が上手い。
見事にラーメンの鬼の術中に掛かってしまったかもしれません。


それにしても気になるのは、佐野氏と同じく今週店舗を構えている、ラーメン新時代を謳っている「四代目けいすけ」の竹田氏や「せたが屋」の前島氏の姿はなく、スタッフだけで切り盛りしていました。
カリスマラーメン料理人が表に出て勝負してくるのもこの「大つけ麺博」の醍醐味だと思っていただけに、そういう意味ではちょっと残念な気もしました。



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