食べるものを食べたし、十両の取組も始まっているので、そろそろ大相撲初場所の観戦に集中したいところです。
今回は向正面での観戦だったので横綱の土俵入りなどは真後ろから見ることになってしまいましたが、それでも真正面のいい場所だったので大満足です。

今日のゲストは前楽天イーグルス監督の野村克也氏。
解説には舞の海秀平氏が加わり、なんだか面白そうな状態です。
せっかくなのでワンセグで見ながら大相撲観戦をしようと思っていましたが、国技館内部ではほとんど電波も届かず…
隣の升席の人も同様にワンセグで大相撲中継を見ようとして失敗していたので、これは本当に無理なのでしょう。
国技館の入口ではラジオのレンタルも行っていましたが、1回2,000円以上となかなかのお値段なので、会場の雰囲気を楽しむことにしました。
ちなみに解説席で喋る野村克也氏を撮る人は多く、人だかりも出来ていましたが、もしも北の富士勝昭氏が解説を担当していたら、おいらも写真を撮りに行ってしまっていたかもしれません。


幕内土俵入り。

満員御礼の垂れ幕も下がり、幕内力士の入場とともに館内の熱気も上がってきます。
入場する力士によって、歓声が極端に違うのも会場ならではの醍醐味です。
高見盛や魁皇のように出てくるだけで割れんばかりの拍手をもらう人もいれば、栃ノ心とか猛虎浪のときは静まり返るほどになっていたりと、人気力士によって極端な差がある、なかなか残酷な世界です。


朝青龍。

生で大相撲を観戦するときのポイントとしては、応援したい力士にはがんがん声援を送るのがよいそうですが、いくら叫ぶといってもなかなか声は出ません。
ところがみんなが声を出している力士だと、ついつい声も出てしまうもの。
高見盛の登場で高見盛コールが出てしまうと、ついつい自分達も声を出して、気がつけば別の力士でも声を出してしまうように…
番付的には地味な場所ですが、会場で「声を出すきっかけ」としては高見盛のポジションは結構良いところにあるのかもしれません。
あかり姉さんは根っからの雅山のファンで、雅山が登場するやいなや大興奮。
他の人も雅山の応援をしていることもあり、大盛り上がりを見せていました。
その後も取組は進んでゆきます。
千代大海を見ること出来なかったけれども、横綱・朝青龍と北勝力とのにらみ合いは館内が沸くほどの盛り上がりようで、1取組ごとに歓声が沸き、眺めているだけでも楽しめます。
テレビ中継で見ていると、幕内上位に行けば行くほど制限時間が長くなって、早く取組みが始まらないかとやきもきさせられるのですが、生で見ているとその時間すらも忘れてしまうほどのめりこんでしまうのが不思議です。

そして相撲は千秋楽に。
横綱・白鵬に挑むのは把瑠都。
館内では把瑠都コールが聞こえているものの、やはり地力に勝る白鵬が勝つのでは…と思っていたのですが、おいら達が以前大相撲の観戦したときには朝青龍と安美錦が対戦し、安美錦が金星を挙げたことを思い出し、もしかしたら…という気持ちもありました。
写真を撮りつつ、取組を見ていると…


把瑠都が勝っちゃったよ!!

唖然把瑠都が、把瑠都が勝っちゃったよ!!

好調な白鵬が破れ、初場所は全勝の力士がいなくなるという波乱の展開に。
そして飛び交う座布団。
横綱はそうそう負けるものではないので、座布団が飛ぶのも仕方ないでしょう。
結局今回も座布団を投げる機会を得、つい座布団を投げてしまいました。


夜の両国国技館。

大盛り上がりだった大相撲初場所7日目。
やはり生で見るのは本当に楽しいですね!
しかし2度目の観戦でも横綱が負けてしまったので、もしかしたら「おいらとあかり姉さんが大相撲観戦に行くと結びの一番で横綱が負ける」というジンクスがあるのかも…
それを確かめるべく、また今度大相撲の観戦に行ってみようか…とも思うおいらでありました。

※両国国技館
http://www.sumo.or.jp/kokugikan/
住所:東京都墨田区横網1-3-28
TEL:03-3623-5111


◆両国国技館で大相撲初場所観戦◆
両国国技館で大相撲初場所観戦【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。