都営新宿線の篠崎駅。
わざわざ千葉からの観光の帰りに寄るには半端なところです。
でもここには、前々から行ってみたい店がありました。
それは、津軽らぁめんと黒いつゆ焼きそばの店「ねぷた屋トミちゃん」です。

黒石つゆ焼きそばで知られる黒石市は、3月の青森旅行で弘前に寄った際行きたい場所候補の1つとして挙げていたところ。
五能線等の遅れのため弘南鉄道に乗ることは出来なかったけれど、時間があれば行きたい場所の1つでした。
そんな黒石つゆ焼きそばは前々から気になっていたので、東京で本場の黒石つゆ焼きそばが食べられる店があると知って行きたい店の1つでした。


ねぷた屋トミちゃん。

公式サイトには篠崎駅から徒歩45秒…と書いてあるけれどもよくわからない場所だったので篠崎駅前の交番に行って聞いてみると、地図には「ねぷた屋トミちゃん」の場所に赤丸が付けられていて、どうやらよく場所を聞かれる店なのかもしれません。
篠崎駅北口を出て篠崎駅前クリニックとドラッグストアの間の細い道を進み、1つ目の角で左折。
そしてすぐ次の角を右折すると、左側に「ねぷた屋トミちゃん」が見えてきます。
少々わかりづらい場所ですが、確かに駅からすぐの場所にあるようですね。

店は18時からオープンとのことだけど、17:50頃でももう既に営業しているよう。
早速入ってみると既に常連のお客さんが入っていました。
店内は青森県のねぶた祭りに描かれているような勇ましいイラストがたくさん。
そして黒石市の観光マップや黒石つゆ焼きそばについての説明書きもありました。
それらを見つつ、注文するのはもちろん黒石つゆ焼きそばと黒石焼きそばです。


黒石つゆ焼きそば。

しばらく待っていると、まずは黒石つゆ焼きそばができあがりました。
平べったいうどんのように太めの麺と、甘辛口の焼きそばソース、そして魚介スープが混ざった「ラーメンみたいなもの」、というのが第一印象です。
香りもソースの香りが漂い、正直どんなものかな…と思いつつスープを飲んでみると…

(゚Д゚)ウマー

なにこれ新しい…

焼きそばともラーメンともうどんとも違う、なんとも不思議な味。
しかし美味しいのです。
初めはソースの香りが気になっていたけれど、食べるにつれてソースの塩辛さがまた旨味に変わり、気がついたらソースまで飲みたくなるほどです。


黒石焼きそば。

続いて届いたのは黒石焼きそば。
こちらは見た目普通の焼きそばですが、具はタマネギしかありません。
どうやらこれが黒石焼きそばなのだそうです。
黒石焼きそばを単体で食べると、麺はもちもちしてこれはこれで美味しいけれど、スープが入ったことでだいぶ味が変わるのでなんというか印象としてはかなり変わってしまいます。
食べるならやはり黒石つゆ焼きそばなのでしょうか。

黒石市は現在「黒石つゆ焼きそばの街」として町おこしのためかなり気合いを入れているそうで…
今年の12月に新青森まで東北新幹線が延伸されるとかなり行きやすくなるので、それに合わせて黒石つゆ焼きそばのブームも来たりするかもしれませんね!?

※ねぷた屋トミちゃん(閉店)

住所:東京都江戸川区篠崎町2-408-18
TEL:03-5243-1035


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