千葉駅から約1時間10分して、大原駅に到着しました。
大原駅でいすみ鉄道に乗り換えが出来ます。
今はゴールデンウィークだし、ぼちぼち人が降りるのかなと思っていたら結構な人がここで下車をしていてびっくり。

唖然さすがゴールデンウィークだ…

これはいすみ鉄道も混雑しそうです。
大原駅からいすみ鉄道の電車が到着するまで約40分後なので、ぶらぶらと見て回ることにしました。


大原駅駅舎。

大原駅はJR東日本、そしていすみ鉄道の駅舎が1つの駅舎内に含まれています。
しかし改札は別のものになっていて、完全に区分けがされているようでした。
JRの方はSuica対応の自動改札機が、いすみ鉄道の方は駅員が切符を拝見するタイプの改札になっていました。


いすみ鉄道大原駅の売店。

いすみ鉄道大原駅の駅舎は長らく待合所だけだったそうですが、今年の4/28から駅売店がオープンしたそうで、いすみ鉄道の職員がいろいろとアピールしていました。
これまでは途中駅の国吉駅や大多喜駅でしかいすみ鉄道のグッズを販売していなかったため、これは大きな一歩かもしれません。
売られているものは現在いすみ鉄道が乗客アップのため取り組んでいるムーミンラッピング電車関連のグッズやオリジナル商品「い鉄揚げ」などいろいろと販売していました。
せっかくなのでいろいろと購入してみると、包み紙がなんといすみ鉄道の各駅で無料配布されているパンフレットを折りたたんで袋状にした物でびっくり。

唖然ここまで経営がやばいのか…


いすみ鉄道。

いすみ鉄道は昔、国鉄木原線と呼ばれた路線で1988年にJR木原線廃止となった際に第三セクター鉄道として誕生しましたが、慢性的な赤字のようで数年前には存続問題も騒がれるように…
また経営改善策として運転士養成の費用700万円は訓練生が負担する運転士募集制度を打ち出したりして議論を巻き起こしたりしていたけれども、実際で現地を見てみると確かに厳しそう。
このゴールデンウィークにたくさんの観光客が来ているのはそれはよいことなのかもしれませんね。

ちょっと複雑な気持ちになったけれども、いすみ鉄道の列車に乗り込みました。

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