いすみ鉄道の車両は2011年までムーミンのキャラクターを使用したムーミン列車を運行しています。
これに乗ろうと鉄道ファンだけでなく家族連れも多く訪れているようで、ゴールデンウィークの観光としてはもってこいのような内容になっていました。


いすみ鉄道車両。

ムーミンやフローレン、スナフキン、ミイなどいすみ鉄道で使われている6車両それぞれにヘッドマークがつき、そして車体にラッピングがされているムーミン列車。
6両あるので6種類のヘッドマークを楽しむことが出来ます。
今回行ったときは2両が連結して稼働していたため、いすみ201といすみ202…というように前後で違うヘッドマークを楽しむことが出来ました。


車両ごとにぬいぐるみも。

ムーミン列車の車内にはスタンプ台があり、各車両でムーミンなどのキャラクターが描かれたスタンプを押すことが出来ます。
そしてスタンプ台の近くにはムーミン一家のぬいぐるみも置かれていて、気合いの入り方も本気のようです。
ちなみにスタンプを全部押すと粗品プレゼントということですが、残念ながらいすみ206、いすみ207の車両は午前中の観光列車または16時以降の運行ということで今回は乗ることが出来ませんでした。


房総半島横断乗車券。

いすみ鉄道では普通の乗車切符の他にお得な切符として1日乗車券(1,000円)を販売しています。
さらに、途中下車は可能だけど一方向の乗車しか認められない、房総半島横断乗車券(1,600円)もあり、こちらもお得です。
今回はいすみ鉄道・小湊鐵道両方に乗りたいためこちらの切符を選択しました。
ちなみにいすみ鉄道だと購入できる駅は大原駅、国吉駅、大多喜駅のみ。ちなみに大多喜駅以外のところで購入しても「大多喜駅発行」の切符になるようです。


いすみ鉄道の車窓。

いすみ鉄道の車窓は田園風景と山が広がる、ただ田舎を走る列車です。
おいらは沿線に咲く菜の花を期待していましたが、菜の花の時期はもう終わってしまったよう…
本数は1時間に1本、駅間は約1km以上で隣駅まで歩くのも難しく、しかも駅前にはほとんど何もない…と言ってしまえばそれまでですが、いすみ鉄道の観光ポスターのキャッチフレーズ「ここには“なにもない”があります」はなかなか秀逸だなと思います。

おいら達はいすみ鉄道に乗って、最初の目的地である国吉駅で下車しました。

◆関連日記
春の房総半島横断旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。