2010年7月17日。
京成電鉄の有料特急「スカイライナー」が生まれ変わりました。
スカイライナーはこれまでも上野駅・日暮里駅と成田空港駅を結ぶ有料特急として活躍していましたが、より高速化を実現するため新たに成田新高速鉄道線(成田スカイアクセス線)を開業し、そして時速160km/hが出る車両へと置き換えられることになりました。
新ルートと新車両によって日暮里駅から空港第2ビル駅までを最短36分で結ぶことになり、これまでよりも51分運行から15分の短縮が実現したのだそうです。
そうと聞いたからには乗ってみたくなりますね!


新型スカイライナーの乗車券。

1ヶ月前から新型スカイライナーの乗車券の予約が始まっていたので早速購入し、今日に備えていました。
今回購入したのは7:12発車のスカイライナー5号の切符。
京成上野駅から発車する、3本目のスカイライナーです。
始発のスカイライナー1号は6:30発車なので時間的に厳しい…。時間に余裕があって、買い物をしたりあわよくば発車セレモニーなどもじっくりと見てから出発できる車両が良いな…ということでこちらにしてみました。
そして当日は窓口が混雑するだろう…と予測をして事前に発券を済ませておきました。
事前の準備も万端で、あとは今日新型スカイライナーに乗るだけです!


京成上野駅。

寝坊をしてしまわないかどきどきだったけれど、無事朝6:30頃に京成上野駅に到着しました。
京成上野駅に到着してまずびっくりしたのが外の看板のリニューアル。
新型スカイライナーのロゴが掲載された看板に切り替わっていました。
そして駅構内のあちこちで見かける新型スカイライナーのロゴ。
見ているとだんだん胸が躍りますね!


スカイライナーの切符購入窓口や券売機には、予想通り長蛇の列。

スカイライナーの切符購入窓口や券売機には、予想通り長蛇の列が出来ていました。
こうならないよう事前に購入しておいて良かったです。
切符を買う行列を避けて奥に進むと、再び長蛇の列を発見。
なんだかな…と思っていたらどうやら成田スカイアクセス線開業記念の記念切符を販売していたようで…。
こちらに並ぼうと思ったけれど、見事に行列は締め切り。事実上完売してしまっていました。


売店にも長蛇の列。

京成上野駅では他にも行列が出来ていて、たとえば駅売店で売られている新型スカイライナー関連グッズを買いに求める客で行列が出来ていました。
販売されていたのは新型スカイライナー箸と新型スカイライナーチョロQ、新型スカイライナーストラップなど。
どれもが完売しそうな勢いでした。


電光掲示板が綺麗に。

他に大きく変わったところと言えば、駅の電光掲示板がリニューアルされてとても見やすい表示になっていました。
特にこれまでスカイライナーとして使用されてきたAE100形は本日から「シティライナー」という名前で呼ばれるようになり、これまで通り京成本線を走り、そして停車駅が多少増えた形で存続しています。
成田スカイアクセス線、京成本線を通る2種類の有料特急、そして普通電車が存在するようになったので、色でわかりやすい、そして路線図も表示されるものに切り替えられたのでしょう。


京成電鉄一般特急。

ホームに行ってみると、普通電車が発車の準備を待っていました。
種別は「特急」になってるけれど、こちらはスカイライナーやシティライナーとは違って座席指定券はありません。
大きな特徴は行先表示の後「京成本線経由」とか「スカイアクセス線経由」という表示が付くようになったこと。
京成本線経由とスカイアクセス線経由で停車駅が全く変わってしまうので、間違いを少しでも減らすという配慮もありそうですが、しばらくの間は混乱しそうなお客さんも増えそうです。

ホームには新型スカイライナーを待つ鉄道ファンが多数。
そしてついに新型スカイライナーがやってきました!

◆関連日記
新型スカイライナーに乗ってきた【目次】



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