奥多摩駅から案内どおりに歩いてゆくとトンネルを抜け、「もえぎの湯」という日帰り温泉施設が見えてきました。
最近出来た施設なのでしょうか。全体的に新しくて綺麗な感じです。
入浴料金は2時間750円ということで、時間制限をつけているということは回転率を上げることが目的なのでしょうか。


もえぎの湯。

もえぎの湯は奥多摩温泉の温泉を100%使用した温泉で、メタほう酸・ふっ素温泉のアルカリ性の温泉です。
とてもなめらかな感じの温泉で、肌がつるつるになる感じの温泉なのですが、源泉温度が19℃と、温泉法の法律上の定義によれば「鉱泉」にあたるワケで厳密には温泉ではありません。
そして人が入れるよう加温しているため、掛け流しの温泉ではない状態でした。
そのため、夏休みシーズン中でしかも休日となると人が殺到して、いざ温泉に入ってみると人だらけ。
さらには体を洗うための洗い場には行列が出来、そして肝心の湯船には湯垢というか人の垢がぷかぷかと…
泉質は悪くないのでしょうが、正直気持ち的に残念でした。

そして個人的に最も残念だったのは、温泉ガイド本には「レンタル可」と書かれていたタオルやバスタオルのレンタルはできず、タオルは200円、バスタオルは600円での販売ということ。
すぐ近くに別の日帰り湯があって、そちらがタオル付き1,000円だったのでちょっと選択を誤ったかな…と思うところはありました。


レーズンカレーピラフ。

風呂あがりにはついでということで、もえぎの湯の飲食スペースで食べることにしました。
こちらの名物にレーズンカレーピラフがあったので、それを注文。
その名の通りカレーピラフの中に干しぶどうが入っているもので、カレーの辛さに干しぶどうの甘さが混ざってなかなか美味しいピラフでした。
思っていたよりもボリュームがあって、これはアリ。
温泉でがっかりした分、美味しいものが食べられただけでも幸せでした。

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