都営地下鉄のスタンプをぐるっと押し終わったところで、あかり姉さんと御徒町駅で待ち合わせて御徒町駅周辺をぶらついていました。
上野御徒町駅近くで待ち合わせたこともあって、いつもよく利用する上野松坂屋方面とはまた違った雰囲気。
めぼしい店もなかったのでとりあえず地下鉄に乗って帰ろうか…と思っていたら、気になるスパゲティの店がありました。
御徒町にある「スパゲッティーのパンチョ」というお店。
看板に描かれているスパゲティ…どう見てもアレです。
大盛り無料…そしてこれはまさしくロメスパ…
街角にある、昭和の香りが漂うスパゲティ屋…それらのことを「路傍の麺屋（ロメンのスパゲッティ）」と呼び、さらに略してロメスパと呼ぶ人もいるのですが、まさに都会のＢ級グルメです。
ロメスパの定義としては「ソフト麺のような太麺のスパゲティ」「ナポリタンがメイン」「デカ盛り」「粉チーズやタバスコがかけ放題」などが所がありますが、具体的な定義はなく結構曖昧な感じ。
有名店としてはこのブログでもたびたび登場する「リトル小岩井」や「ジャポネ」が挙げられます。
もしかしたらおいらの知らないロメスパの店が御徒町にあるのでしょうか。
早速行ってみました。
スパゲッティーのパンチョの店内に入ってみると、あちらこちらに昭和レトロな映画のポスターが貼られています。
しかし全て本物のポスターではなく、カラーコピーしたものを壁に貼り付けてあるという代物。
そのため大きさがばらばらだったり、妙にA4サイズのものが多いことに気づいたりしますが、これでもかと貼られている映画ポスターについ昭和にタイムスリップしてしまいます。
店はカウンター席のみ約20席。
やや薄暗く、そして空調は扇風機ぐらいでやや暑いです。
メニューもナポリタンとミートソースしかなく、量は多くても少なくとも同じ値段。
せっかくなので、ナポリタンの並と大盛りを注文してみました。
しばらく待って、ナポリタンが到着しました。
ウインナー、ピーマン、たまねぎ、そして豚肉がたっぷりと入ったスパゲティ。
これはまさしくロメスパです。
美味いです。非常に美味いです。
そしておいら用にやってきたナポリタン大盛り。
並のスパゲティと比べても倍か倍以上あるかのようなてんこ盛り。
これはすごいです。
全部食べきれるかどうか心配でしたが、面白いもので胃の中にするすると入り、また粉チーズやタバスコがかけ放題なので、味に飽きたときは少々振りかけて味のアクセントも楽しめます。
なにはともあれ、美味しく食べることが出来ました。
食べ終わってから知ったのですが、実はこの店、2010年の３月にオープンしたばかりで、さらに渋谷店に続いて２号店なのだとか。
いまどきわざわざレトロな麺屋を開くということは、実はロメスパブームも起こっているのかもしれないですね。
※スパゲッティーのパンチョ
住所：東京都台東区上野5-26-10 B1F
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