寺田駅のホームに特急電車がやってきたので、早速乗ります!


富山地方鉄道16010形電車 特急うなづき号。

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富山地方鉄道の特急電車、うなづき号です。
車両は元西武鉄道の初代レッドアロー、富山地方鉄道16010形電車です。
今回乗りたい電車だったので嬉しいです!


乗車には特急券が必要。

特急電車に乗るためには特急券が必要です。
フリー切符を購入していても、特急券は別料金です。
1回の乗車で100円かかりますが、乗りたい電車だし早く着ける電車なのでこの出費は全く問題ありません。

停車駅は電鉄富山駅、寺田駅、上市駅、中滑川駅、電鉄魚津駅、新魚津駅、電鉄黒部駅、東三日市駅、浦山駅、愛本駅、宇奈月温泉駅に停車します。
寺田駅からは約40分で宇奈月温泉駅に到着するのでかなり早いですね。


座席はゆったりできる。

元レッドアローの車両だけあってか、座席はかなりゆったりです。
先日西武鉄道の電車に乗ったときもレッドアローには乗ってないのですが、青い座席を存分に楽しむことが出来ました。
電鉄富山駅、寺田駅での乗車率はそんなでもなかったのですが、上市駅を過ぎてから結構乗ってきました。
やはり宇奈月温泉目的なのか…と思ったら電鉄黒部駅で下車する人も多く、短区間でも乗車する人がいる感じです。


自動販売機もあるので便利。

また車内には自動販売機もありました。
喉が渇いたらこれで一服できるので嬉しいですね。
しかし、富山地鉄の電車は普通電車、特急電車ともにトイレの設備がないのが残念なところ。
つい飲んでしまって、トイレに行きたくなったら辛いです。


上市駅でスイッチバック。

途中、上市駅でスイッチバックを行います。
そのため一旦停車をして、運転手が先頭に移動して再度発車をします。
辺りは平地なのにどうしてスイッチバックなのか…。どうやら戦前の富山県内の鉄道会社の統合劇の間で、何かしらあったという感じのようです。
とはいえ富山県内の平成の大合併でも上市町は立山町や富山市との合併を断っていたのですが、その背景として虫さされの「ムヒ」を販売している池田模範堂の本社をはじめとした大きな製薬会社が多くあることや、「日本海みそ」で知られる日本海味噌醤油の本社があることもあり、町の財政的には問題がないことも少なからずあったのでしょう。
また、鉄道にしても町の中心部まで駅を持ってきて欲しいという要望が少なからずあったのかもしれません。
そのせいかどうかはわかりませんが、富山地鉄沿線では結構な数の「日本海みそ」の看板広告を見かけることが出来ます。


終点の宇奈月温泉駅に到着。

上市駅を出発すると電車はJR北陸本線と並走し、電鉄黒部駅を過ぎたところで山の中に入って行きます。
そしてようやく終点の宇奈月温泉駅に到着しました。
なんだかんだで遠くまでやってきました…!

◆富山地方鉄道特急うなづき号 寺田駅到着


◆富山帰省&鉄道ぶらり旅
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