友人のbaltさんと待ち合わせて、葛西にある地下鉄博物館に行くことになりました。
昔1度地下鉄博物館に行ったことはあるけれど、そのときはまだ副都心線が開業する前でした。
副都心線が開業して、なにか変わりはあるでしょうか。
ちょっと変化も期待しつつ、行ってみました。


地下鉄博物館。

地下鉄博物館は葛西駅の真下にあります。
葛西駅は東京メトロ東西線の駅ですが、荒川の地下にはトンネルを通すことが出来ないことになっているので、地下鉄も地上を走り、地上駅になっています。
駅と博物館の構造は東武博物館のようですね。


地下鉄博物館入口。

早速地下鉄博物館に入ってみると、博物館への券売機と自動改札機がありました。
残念ながらPASMO・Suicaには対応していませんが、入館料210円と安いです。
この改札機に入場券を入れると中に入ることが出来ます。


初代丸ノ内線車両。

地下鉄博物館内の目玉が、丸ノ内線301号車と銀座線1001号車です。
銀座線1001号車は日本で初めて地下鉄として使用された車両として、丸ノ内線301号車は丸ノ内線開業の際に導入された車両で、それぞれ地下鉄博物館で静態保存されています。


電車内も入れます。

もちろん中に入ることが出来、当時の車両の面影を見ることが出来ます。
丸ノ内線301号車は20年ほど前まで使用されていたこともあり、床面や天井など若干新しくなっている部分もあるそうですが、それでも当時の雰囲気を残していました。
座席に座ったまったりしている人もちらほらとおり、なんだかいい休憩スペースにもなっていました。


昔の自動改札機。

大正時代、地下鉄開業当時の上野駅をイメージした展示もありました。
その中には当時の自動改札機もあり、硬貨を入れるとロックが外れて回るようになるという仕組みになっています。
なかなか面白いですね。


シールドマシンは巨大。

地下鉄を通すためにはトンネルを掘る必要があります。
そのトンネルを掘るためのシールドマシンも展示されていました。
地下鉄13号線(副都心線)建設当時のトンネルを掘ったというシールドマシンの半分が展示されているのですがこれがまた大きい…
でも実際これぐらいのサイズなんだなぁと言われてみれば納得です。


作業車も展示。

また、地下鉄内で走る作業車も展示されていました。
時々地下鉄内を眺めていると見かけることがある黄色い車両。
それがこの車両なんだなぁと思うとなかなか感慨深いです。


シミュレーターもプレイ。

せっかく地下鉄博物館に来たのだから運転シミュレーターもプレイしたいところです。
銀座線、東西線、有楽町線、千代田線のシミュレーターがあって、以前プレイしたときよりもかなり画像が綺麗です。
撮影は「平成21年」ということでかなり最近でしょうか。
なにげにリニューアルしているんですね…。
たぶんプロ仕様の内容になっているのかもしれません。

今回、おいらは一番列が少なかった銀座線に並んでみたけれど、どうやら1駅ごとに交代のよう。

唖然銀座線、駅間隔が短いから早いのか…

東西線とか荒川橋梁の部分を運転してみたかったなぁ、と思ったけどちょっと遅かったです。

他にもいろいろと面白いところがあって、久しぶりに行ったけれど予想以上に楽しめました。
また訪れたいですね!

※地下鉄博物館
http://www.chikahaku.jp/
住所:東京都江戸川区東葛西6-3
TEL:03-3878-5011



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