世田谷線山下駅を過ぎると、小田急線豪徳寺駅が見えてきました。
この豪徳寺駅から世田谷線宮の坂駅付近まで続いているのが「たまにゃん通り商店街」です。


豪徳寺たまにゃん通り商店街。

たまにゃん通り商店街とはかわいらしい名前の商店街ですが、もともと地名の由来となった豪徳寺は、もともとは世田谷城の一部で、彦根藩主の井伊直孝が自らの菩提寺として伽藍を建造したのが始まりとのこと。
井伊直孝をはじめ井伊氏の代々が眠る菩提寺として知られ、中には井伊直弼の墓もあるとか。

その井伊直孝が猫の手招きによってこの寺に招かれたという伝説から招き猫の伝説が生まれたとされています。

唖然ちなみに「ひこにゃん」のモデルになった猫もこの伝説から来てるんだよね。


そんな招き猫伝説のある豪徳寺商店街ですが、なんというかモヤモヤさまぁ~ず2でネタにされそうな、いい意味で味のある商店街です。
昭和レトロとまではいかないけれど、昭和末期というかそんな感じの香りが漂う商店街でした。


宮の坂駅に静態展示されている東急デハ80形電車。

宮の坂駅に到着したおいら達がまず目にしたのは、この静態保存の車両です。
元々は玉電と呼ばれていた頃に使われていた東急デハ80形電車で、一時期江ノ島電鉄でも使用され、現在宮の坂駅で静態保存されているそうです。
渋谷駅前に静態保存されている電車同様、中に入ることが出来るようなので早速入ってみました。


中にも入れます。

東急デハ80形電車の中は昔のまま保存されていました。
綺麗に掃除等が行き届いているようで、今でも動きそうな、そんな味わいがあります。
誰もいないので座席に座ってみたり、いろいろと写真を撮ったりしていました。


運転レバーも当時のまま。

当時の運転台もそのまま残されていました。
もちろんアクセルレバーは外されていたけれど、ブレーキについては現在も回せるっぽい。
外から眺めるだけでなく、実際に触れるのも嬉しいですね。


ここから再度世田谷線に乗ります。

古い車両も堪能したし、なんだかんだで下高井戸駅から約2.5km近く歩いたので、再び世田谷線に乗って三軒茶屋駅に戻ります。
なんだかんだでいろいろと見ることが出来た世田谷線。
楽しかったのでまた今度訪れたいですね。

◆東急世田谷線とラーメン博物館ぶらり旅2011
東急世田谷線とラーメン博物館ぶらり旅2011【目次】



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