高萩駅に到着しました。
折り返しの電車はすぐかと思いきや、勝田駅~高萩駅の運転本数が6割程度になっていることもあり、約40分ほど待ち時間があるようです。
なので、一旦改札を抜けぶらぶらしてみました。


高萩駅駅舎。

上野駅(東京都区内)から高萩駅までは普通列車の片道運賃で2,940円。
片道だけで既に青春18きっぷの1日分の元を取ってしまいました。
そう考えるとかなり遠くまで来てしまったんだなぁ、と実感します。

高萩駅は大正15年に建築された木造駅舎ですがあまり古さを感じさせません。
今回の地震で屋根が壊れたのか屋根部分にビニールシートが掛かっているものの、駅舎の倒壊までは至ってないようでした。


高萩駅前。

高萩駅の改札を抜け駅の周りに何かないかと見てみても、駅前にはロータリーがあるだけで特に何もなし。
せっかくだから飲食店でも寄りたいと思ったけれど、売店とこぢんまりとした喫茶店風の飲食店があるだけ。
なんとも静かな感じの駅です。

一応、高萩市名物として八千代せんべいというものがあるぐらいで、本当にそれだけ。
そのため、鉄道ファンが終点駅として下車することはむしろ歓迎ムードになっていた感じもありました。


高萩駅ホームは修復中。

とりあえず時間はあるのでいろいろと見て回ったのですが、この高萩駅も地震の影響でかなり被害を受けたよう。
通路や階段が真新しいのは修理したてだからなのかもしれません。


常陸牛の置物。

しかし無事だったものとして目に付いたものは、1番線、2番線ホームの間に置かれている常陸牛の置物です。
このように無事なものがあるだけでも癒されますね。

普段なら特に注目されることもない、ごく普通の駅でしたがいろいろと見ることが出来て楽しかったです。

◆常磐線沿線ぶらり旅
常磐線沿線ぶらり旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。