リゾートあすなろに乗って新青森駅に再び戻ってきました。
新幹線に乗るまでの時間は約1時間、新青森駅を散策します。

新青森駅は1986年に開業した駅ですが、当初から新幹線駅として開業したワケではないようで、長らく奥羽本線内の小さな駅という存在でした。
2009年の三厩観光、2010年のリゾートしらかみ観光の時に通過する車内から見ていましたが、完成した駅舎を見るのは今回が初めて。
立派な駅舎でびっくりしてしまいます。

また、新青森駅からは青森県内の観光地に向けてバスが出ているようなのですが、バスのカラーリングが青緑と赤という、はやぶさカラーになっているのに驚きました。
新幹線のカラーでも奇抜なのに路線バスの色に採用したらインパクトは絶大ですね!
そしてさりげなくナンバープレートも8823(はやぶさ)になっているのに噴きました。

新青森駅には土産物・飲食店の複合施設「あおもり旬味館」があります。
たくさんの店舗が並び、また土産物の量はもちろん、試食の量もたくさんあるので非常に良い施設です。
しかし…
在来線ホームから遠いんだよね…
新青森駅の在来線ホームからは一度改札を出て徒歩で向かうか、一旦新幹線改札内を通り、改札を出てから行く必要があります。
今回のように東日本パスがあれば新幹線改札内に入り放題なのですが、普通の切符だと新幹線改札に入ってしまうと出られません。
新幹線ホームを出た人だけが利用するような構造は正直厳しいんじゃないかと思うのですがどうなのでしょうか。
人の流れを普通に考えると、大半の乗客は新青森駅から在来線に乗り換えて弘前方面や津軽海峡線方面に向かうので、在来線ホームから気軽にあおもり旬味館に行けないと客を掴むのは難しいと思います。
新青森駅の西口出口からすぐに在来線に接続していたらいいのにね…

商品を見ている観光客から聞こえてくる言葉の中には「あと15分しかないねー。ホームまで遠いからもう行こうか」とかやたらと時間を気にする言葉もちらほら。
飲食店でも「○分までに料理は出来ますか?」と聞かれている声もちらほら。
客が時間を気にせざるを得ないのは仕方ないですが、やや遠い作りになっているので余計に気にしてしまうのかもしれません。
店の品揃えも良く、また接客も良いだけにせっかくの施設が勿体無い感じになっているのが残念でした。
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