仙台駅に到着したおいら達。
気になるのは、東日本大震災で壊滅的な被害だったという仙台駅は現在どんな感じになっているのか…
はやぶさ乗車まで約1時間程度の待ち時間があるので、その間にじっくりと散策してみました。


仙台駅新幹線ホーム。

まず気になったのは仙台駅の新幹線ホームはかなり真っ暗。
まだ電力が完全に復旧していないこともあるからなのか、必要最小限の蛍光灯のみとなっているため、キヨスクが一番明るいという状態になっていました。


仙台駅新幹線ホーム駅名標。

次に気になったのは仙台駅の駅名標。
地震の際、ニュースの報道では駅名標や天井が落ちてしまったりしていたのですが、全て新しいものになっており、また駅名標も薄いタイプのものになっていました。
天井はまだ配管などがむき出しのままの状態ですが、これから少しづつ直してゆくのでしょうか。


仙台駅駅舎内。

ホームから新幹線待合室を通り、改札を抜けたところで特に地震の影響という感じは見られませんでした。
仙台駅構内の大きな階段も綺麗になっており、まだ天井部分に補修の跡は残るものの地震があったことも気づかないところまで復旧している感じです。
土産物屋や駅ナカ飲食店も通常通り営業していて、とても賑わっているような印象を受けました。
ただ、綺麗に補修されていても、土産物屋の酒類や調味料など瓶を扱う棚には商品が棚から落ちないよう糸で柵をしていたりと地震対策をしていることが目に見えている場所もあり、まだまだ地震の爪痕は残っている感じでした。


仙台駅駅舎。

仙台駅の外観は一部補修中の場所があるものの特に変わりありません。
地震があった後も仙台駅周辺は大きな倒壊もなかったので比較的早い復活になったのでしょうか。
また、タクシー乗り場に集まるタクシーの群れも健在で、地震から3ヶ月。だいぶ復興しているように見えます。
しかし、まだ石巻市や気仙沼市まで行く交通機関が完全に復旧しておらず、観光案内所ではそれらに向かいたい人からの質問の対応で慌しくなっていました。

仙台市街をぶらぶらと歩いてみようと思ったけれど、雨が強く降ってきたので出かけるのは断念。
梅雨時期なので仕方ないですが、東京駅も雨、仙台駅も雨。
今日の天気予報では東北地方は晴れ、という予報だったので一抹の不安がよぎります。

仙台市の中心部は問題ないようですが、まだまだ被災地の復興は追いついていないよう。
特に海岸線に近い地域も早い復興を期待しています。

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