新青森駅に到着して、新駅舎を見たりスタンプを押したりした後は乗換時間もあまりないので在来線に乗り換えます。
在来線のターミナル駅はいまだ青森駅ですが、特急つがるや特急白鳥など全ての特急列車が新青森駅にも停車し、また新青森駅始発の特急列車も多く設定されているよう。
また、JR運賃の特例で新青森駅~青森駅間に限り特急列車の自由席であれば特急券なしでも乗車できるようになっているようです。


リゾートあすなろ下北。

今回、新青森駅から乗車するのは青森県内を走る新しいリゾートトレインとして誕生した「リゾートあすなろ」です。
2010年の12月、新青森駅まで東北新幹線が延伸されたことに伴い運行開始された列車で、新青森駅から蟹田駅、大湊駅までを結んでいます。
使用車両はハイブリッドトレインとしても知られるHB-E300系気動車。
このリゾートあすなろに乗って、浅虫温泉駅と本州最北端の駅・下北駅を目指します。


リゾートあすなろ車内。

リゾートあすなろの停車駅は新青森駅、青森駅、浅虫温泉駅、野辺地駅、陸奥横浜駅、下北駅、大湊駅。
途中、青森駅と野辺地駅の2箇所でスイッチバックを行い、陸奥横浜駅で列車交換を行うため早いようでゆったりしている運行です。
青森駅から野辺地駅までの間は東北新幹線新青森駅開業に伴い、青い森鉄道に移管されました。
今回の東日本パスでは青い森鉄道の区間も乗り放題のため、他社線区間でも乗り放題。
本当ありがたい切符です。


野辺地駅でスイッチバック。

あかり姉さんと浅虫温泉駅で別れ、おいら1人で大湊線に向かいます。
一緒に行っても良かったのですが、下北駅や大湊駅に行っても駅前にあまり店がないことや、観光する時間が約1時間ぐらいしかないこともあり、ただ電車に乗るだけになってしまいます。
そのため今回は別行動することにしました。
野辺地駅に到着し、スイッチバック準備のためしばらく停車しているとなにやら面白い格好をした人々が車内に乗り込んできました。


大湊線おもてなし行商隊。

ほっかむりをしてなにやら明るく商品を売り歩いているのは「おもてなし行商隊」の方々。
大湊線観光というとどうしても下北駅や大湊駅からの観光になりがちのため、途中駅となる横浜町などの物産品を集め、リゾートあすなろの車内で販売をしています。
「この行商でしか買えない」という商品を多く集めていて、岩のりや鮭とば、ビーフジャーキーなど様々な商品を揃えていました。


まぐろ一筋 ブッセ。

おいらが購入したのは岩のりとまぐろブッセ。
新青森駅で昼食の弁当を購入する時間がなかったこともあり、すぐに食べられるパン的なもの…ということで購入しました。
マグロエキスが入ってDHAがたっぷりというまぐろブッセ。
マーガリンやチーズの味が強烈で、特にまぐろの味は感じませんでしたが、120円と手頃な値段だったのでこれはこれでアリです。


大湊線の車窓から。

大湊線沿線は山林の中を走ったり、海岸線近くを走ったりと景色がとても素敵です。
そして放牧が盛んなのか牧場を見かけたりすると、あまり見たことがない景色なのでつい反応してしまいます。
天気にも恵まれたということもありますが、いい景色にいいリゾートトレイン。
大湊線はまた機会があったらゆっくりと観光したいですね!

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東日本パスで1万円青森日帰り旅行【目次】



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