「とんねるずのみなさんのおかげでした」の名物コーナー「きたな美味い店」。
かつては「きたなシュラン」というコーナー名でしたが、本家ミシュランからクレームがあったらしくいつの間にか名前が変わってしまいました。
それでも、店は汚いけれど美味い店を紹介するというコンセプトは変わりがないようです。


京島 味覚飯店。

その「きたな美味い店」で近所にある中華料理店「味覚飯店」が取り上げられたという…
この店は京成曳舟駅近くにあって、前々からあかり姉さんが「行ってみたい」とアピールしていたけれど店構えも綺麗じゃないし、いつ見ても暇そうだし…ということで今まで素通りしていた店でした。
しかし、今回紹介されたので奇しくもあかり姉さんの目利きが正しかったことになります。
せっかくなので、味覚飯店に行ってみました。


夜には行列も。

夜、再び向かってみると店の前には2組ほど並んでいる状態。
客層は若い人が多く、やはりテレビを見た感じと思われます。
とはいえそこまでの混雑ではないようで、かつて同番組で紹介された「あづま」や「十八番」と比べると列はそこまででもない感じですが、それでも盛況でした。

24日の放送開始後、金曜土曜もたぶん混雑だったのでしょうか。
近所の人が店の前を通る度に「とんねるずの番組で…」とか「きたなシュランでここが出てたんだぜ」とかそんな話題もちらほら。
すっかり有名のようです。


きたな美味い店 ダーイシ像。

約30分ほど並んでようやく店内に入ることが出来ました。
座った場所はダーイシ像の真ん前というベストポジション。
「きたな美味い店」に紹介されると贈呈されるダーイシ像もしっかり飾られていました。

それにしても店内は汚いけれどそこまで汚い、という印象はありません。
確かに店の看板の一部が破れていたりはするけれど、店の中はそこまで汚いかな、と思う状態でした。

この店の一番のオススメは揚げワンタン。
それとテレビではサーテイメンが紹介されていたのでそれを、さらにあかり姉さんの希望で天津飯を注文しました。


揚げワンタン。

まずやってきたのは揚げワンタンです。
製麺所が作るワンタンの生地に豚挽き肉を入れた揚げワンタン。
味付けに掛ける甘酢あんがポイントです。
早速食べてみると…

唖然甘酢あんが美味すぎる…

なんでしょう、揚げたてのパリパリのワンタンと甘酢あんがベストマッチします。
この甘酢あんとご飯だけでも充分行けそうな、そんな気がしました。


サーテイメン。

続いてはサーテイメン。
かつお節、自家製ラー油などをベースに、野菜たっぷりのラーメンです。
魚介系の味と、ラー油の辛さがマッチして「あっさりだけど辛美味い」を実現しています。
麺が中太の昔ながらの中華麺。
あまりコシはなく、麺とスープが完全に合っているかはちょっと微妙だけど、スープは病みつきになる味。
メニューはサーテイライスというごはんに掛けるタイプのメニューもあるけれど、これはラーメンだからこの味なんだなぁ、と思うところです。
個人的には普通に美味しい、と感じるラーメンでした。


天津飯。

そして天津飯です。
わざわざこれを注文したのは、あかり姉さんの大好物が天津飯ということもありますが、それ以上に美味い甘酢あんがあるなら天津飯も美味いだろう…
という判断から注文してみました。
期待した味はというと…

唖然あれ? タレが全然違う…

天津飯のあんは甘酢あんかと思ったら全然別物。
あっさり目の、むしろサーテイメンに近い感じのあんです。
これはこれで美味しいけれど、揚げワンタンの絶品のあんを期待していただけにこれは肩すかしでした。


ペレ入りました。

一通り食べて、どれもこれも普通に美味しい料理。
特に揚げワンタンがとびきり美味しく、確かにこれを食べるとペレのサインも書きたくなります。
木梨憲武さんがテンション高まっていつものペレのサインを書きたくなったのもなんだかわかるような気がします。


星2つ半。

この店の評価は星2つ半。
揚げワンタンの衝撃は確かに星3つだけど、サーテイメンは普通に美味しかったのでインパクトの点でこの評価になったのでしょうか。
また、店がそこまで汚いワケでもないので、普通に美味しい店、といえるかもしれません。

汚くて美味しい店はいろいろと登場してきたけれど、さすがに店に入ることを躊躇うほど汚い店は出尽くした感じなのでしょうか。
なんだかそんな気がします。
そしてあかり姉さんが目を付けている、汚くて美味しい店がやはり近所にあるのでそちらにも今度行ってみたいですね。

※味覚飯店

住所:東京都墨田区京島1-9-11
TEL:03-3619-7778



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。