12:00。
かなまら祭のメインイベント、御輿行列＆面掛行列が始まります！
この時間帯になると金山神社周辺は本当にすごい人出になってしまいます。
カメラで撮影したくてもほとんど身動きが取れないほどの人の量。
御輿見たさにみんな人が集まります。
たとえば鳥居の真ん前に当たる場所をキープしようとここで１時間ぐらい粘っていても、結局図々しいおっちゃんがどんどん前に出てきたりして結局あまり変わらなかった、ということが毎年よくあるので最近は10分前ぐらいに行くようにしていますが…この有様です。
御輿行列＆面掛行列はまず鳥居を出て向かって右側…川崎大師駅とは逆側に曲がり、そしてすぐ左折します。
このルートは毎年変わっていないので、それを見越した陣取りを行います。
まず最初に氏子総代など偉い人が先導し、続いて巫女舞を舞った巫女さんなどが歩いて行きます。
そしてかなまら船御輿が現れると皆大興奮！
上下左右に揺れる御輿を見ては大歓声を挙げます。
黒光りする男性器型の御輿が町を練り歩く祭り。
これぞかなまら祭です。
続いて現れるのはピンク色のエリザベス御輿。
この御輿はニューハーフ専用の御輿で、船御輿よりもより激しく揺らしながら町を練り歩きます。
ショッキングピンクな男性器型の御輿は遠くからも目立ちます。
これには外国人観光客も大喜び。みんなテンションが上がりまくりです。
手前の方ではiPhoneで写真を撮ってすぐ何かに送信している外国人観光客もいて、どこの国の人もあまり変わらないんだなぁと実感します。
さして最後に現れるかなまら大御輿。
前２つの御輿に比べると地味なこともあって、皆先の御輿に目が行ってしまっていますが、これこそがかなまら様の御輿です。
もうちょっと注目されても良いのになぁ、と祭りを見ながらいつも思います。
さて、今回はあま良い感じに撮影できなかったので、練り歩きの巡回ルートを先回りしてもっと良い場所で撮影することにしました。
裏道を歩いて先回りし、御輿行列＆面掛行列の先頭から見ることができました。
氏子総代がまず先導し、続いて巫女さん、天狗の面をつけた人…次々に歩いて行きます。
皆写真に撮られたりと本当にすごい祭りになっていました。
そして再び船御輿を撮影します。
街中での撮影だと金山神社前と比べて人が少ないので良い感じに撮影できます。
商店街を練り歩く御輿…
毎年見ていますがやっぱり違和感があります。
エリザベス御輿を担ぐニューハーフのおネエ様達。
綺麗な人からうーん、という人までいろいろといたりするけれど、なぜニューハーフ専用なのか、そして男を捨てたはずなのになぜ男性器の御輿なのか…
いつ見ても謎が深まります。
それはそれとして、ニューハーフのみなさまにとっては年に一度の全世界の人から注目される祭りなので最高の晴れ舞台なのではないのでしょうか。
カメラを向けると手を振ったり決めポーズをしたりドヤ顔をしたり…
注目の舞台なのかもしれません。
そしてやっぱり注目度は少ないけれど、それでも最後をびしっと締めるのがかなまら大御輿。
はじめはこの御輿だけで行われ、他の御輿が登場しどんどん注目される祭りになったのでしょうか。
今では本当にすごい人数が集まる祭りになっていてびっくりです。
少なくともおいらがかなまら祭に参加を始めた７年前と比べても観光客は倍増しているんじゃないでしょうか…
インターネットで話題が広がり、大きくなったと感じるかなまら祭り。
これからもさらに観光客を集める祭りになるのかもしれないですね。
※若宮八幡宮
http://www.tomuraya.co.jp/wakamiya.htm
住所：神奈川県川崎市川崎区大師駅前2-13-16
TEL：044-222-3206
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