東武ワールドスクウェア内に入ってみました。
すると噂にたがわず世界のいろんな建築物がみな1/25縮尺で作られています。
まず最初に目にするのは2010年4月にできたばかりという東京スカイツリーの1/25縮尺です。
前日に東京スカイツリータウンを見ていたので、この出来栄えにはびっくり。
思っていたよりも周りの建物も大きいんだなぁと実感させられます。
東武ワールドスクウェアの東京スカイツリーは光らないようですが、そのかわり謎のミストとシャボン玉を発生させています。
ミストは東京スカイツリーにかかる雲をイメージしているそうで、シャボン玉は東京スカイツリータウンのシンボルマークをイメージしているとか。
別にミストなのかシャボン玉がなくても充分見ごたえがあるのに何故追加されたのだろう…
妙に気になります。
東京タワーや国会議事堂、東京ドーム、東京駅などいろいろな建物が1/25縮尺で再現されています。
日本の建物が並ぶ「日本ゾーン」を過ぎると、次は「アメリカゾーン」に入ります。
ホワイトハウスやワールドトレードセンタービルなど、こちらはアメリカ合衆国にある有名な建築物を再現しています。
園内では建築物が動いたりするアトラクションがいくつかあり、1,000円のカード券を購入するとアトラクションを見ることができます。
アトラクションは1/25縮尺の大きさの人間の人形が音楽に合わせて踊るなど、正直大したことがないものが多いのですが、パナマ運河の潮位を変動させ行き来させる仕組みが作動した時は思わず感動してしまいました。
東武ワールドスクウェアには池がたくさんありますが、わざと色絵具が入った水を使って、船などが水の底でレールに沿って動いていることなどがわからないようにしているとか。
細かいところでこだわりを持っています。
でも、その細かさって伝わらないよね…
アメリカゾーンを過ぎると次は中東ゾーンへ。
ピラミッドやスフィンクスなどが並ぶポイントに移動します。
「モヤモヤさまぁ?ず」で東武ワールドスクウェアを紹介していた時も言われていましたが、背景に緑の山があるとエジプト感が一気になくなってしまうのは仕方ないのでしょうか。
うまいこと角度を変えて撮影してみましたが、なかなか難しいです。
中東ゾーンの次はヨーロッパゾーン。
こちらはエッフェル塔をはじめ、コロッセオやビッグペン、ベルサイユ宮殿など世界遺産にも登録されている有名なヨーロッパの建物が多く再現されています。
しかしヨーロッパゾーンに来ると知らない建築物も多いようで、あかり姉さんは疲れもあってかなんだか退屈そう。
たとえば「サグラダファミリア」の名前は知ってるけど建物と一致しない、そんな状態になっていました。
また、ヨーロッパゾーンからはエッフェル塔、東京タワー、東京スカイツリーが一望できます。
なんというかものすごい組み合わせ…
ピサの斜塔も入れて４タワーそろい踏みも考えましたがそれは無理でした。
ヨーロッパゾーンの次はアジアゾーン。
アンコールワットや故宮、万里の長城などの建築物が展示されています。
さすがに疲れてきたので休憩しつつ見ていたのですが、ここで気になるものを発見しました。
西遊記の一行が混じってるし！！
1/25で再現された人の中に、時折隠れキャラが混ざっているようです。
今回は西遊記一行の他にはカールおじさんやウルトラマンを見かけましたが、Wikipediaによると他にもジャビットとか鉄道むすめとかペコちゃんとか、いろいろといるらしいです。
「ウォーリーを探せ！」みたいな楽しみ方もできるのか…
ますます細かすぎて伝わらないテーマパークになってきました。
最後は再び日本ゾーンとシャクナゲ公園。
シャクナゲを見つつ、日本の建築物を見て楽しみます。
こちらでは金閣寺や姫路城など有名な建物も多いですが、豪農の家だったり日本各地の集落だったり、どちらかというと地味なものも多くびっくりしました。
一通り見終わると楽しいような何とも言えないようなそんな気持ちになります。
本当に精巧な出来で模型やミニチュア好きの人にはたまらないです。
また、歴史好きにもたまらないでしょう。
そして細かいところを見るのが好きな人は本当に楽しめると思います。
しかし、ド派手なアトラクションを期待している人にとってはお化け屋敷ほどの刺激もないのでつまらなく感じてしまうかも…
東武ワールドスクウェアはまさに細かすぎて伝わらないテーマパークでした。
※東武ワールドスクウェア
http://www.tobuws.co.jp/
住所：栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1
TEL：0288-77-1055
◆東京スカイツリー展望台観光と鬼怒川温泉ぶらり旅
→東京スカイツリー展望台観光と鬼怒川温泉ぶらり旅【目次】
◆関連日記
→ぶらり鬼怒川温泉の旅
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