「天覧シャトル」と呼ばれるエレベーターで東京スカイツリーの第2展望台「天望回廊」に到着しました。


東京スカイツリー天望回廊。

東京スカイツリーの第2展望台は「天望回廊」と呼ばれ、円柱状のような通路を通ります。
天望回廊は地上445mのところにある展望台で、やや上り坂で反時計回りに約360゜回って、第1展望台「天望デッキ」よりもさらに高いところから東京を一望できる展望台です。
歩きながら徐々に高さが上がっていくためこれは面白い…
昇ってみての最初の感想は、人がまだ少ない時間帯だったので、あまり広くないにも関わらず天望デッキよりも開放的な印象がありました。


アサヒビール本社と上野駅方面。

天望回廊からの眺めはさらに遠くまで見える…と思いきや雲が霞んできていてあまり遠くまで見ることはできませんでした。
こちらの写真はアサヒビール本社を撮りつつ、浅草、上野方面に目を向けてみました。
遠くの建物でよく見えたものは上野恩寵公園や東京ドームとか。東京タワーや六本木ヒルズなどは見つけることができませんでした。

そして逆に気になったのは思っていたよりも真下が見えること。
東京タワーではあまり近くが見えなかったイメージがあるのですが、東京スカイツリーは天望回廊からでもすぐ真下や墨田区内が本当に一望できます。
天望回廊からも昔住んでいたマンションもはっきりと見ることができて驚きました。
近くの小学校での運動会の練習らしき動きもはっきりと見えたり、思っていたよりも高いという印象はありません。
とはいえ人はゴマ粒ほどの大きさに見えるので、「天空の城ラピュタ」のムスカ様のように「人がゴミのようだ!」とつい言いたくなります。


天望回廊と桜橋。

天望回廊を登って約5m程度登るため、1周するとこのように高さの差ができます。
これはこれで面白い風景と言いますか、新鮮な風景です。


天望回廊最高地点 451.2m。

ぐるっと歩くと、天望回廊の最高地点、451.2mに到達しました。
ここがタワーの最高地点と言うことで記念撮影をする人がたくさんいました。

個人的には東京スカイツリーは墨田区周辺の地理がわからないと楽しめないのかな…。
墨田区には大きな建物はいろいろとあるけれど、アサヒビール本社、錦糸町駅やオリナス錦糸町、両国国技館、イーストコア曳舟、あとはなにがあるでしょうか。
意外とわかる建物がないので、はたして近くの大きな建物を見ても楽しめるのでしょうか…
あかり姉さんと話しているときも近くの建物の話ばかりだったのでやや気になります。

でも冷静に考えると、東京タワーとか名古屋テレビ塔とかタワーに昇った時は近場を知らないためまず遠くを見るのですが、東京スカイツリーの場合は墨田区の地理に明るいためおいらやあかり姉さんはまず下ばかり見てしまっていたため、そんな感想になってしまったのかもしれません。

そういえば今更気づいたのですが、東京スカイツリーの天望デッキも天望回廊も双眼鏡がありません。
たいていのタワーには100円で見られる双眼鏡がありますが、それがないのは意外です。
それがあることで安っぽくならないように、ということなのでしょうか。気になります。

なので東京スカイツリーに昇るときは双眼鏡が必要じゃないか…そう思ったおいらでした。


フロア340 ガラス床。

天望回廊から降りると天望デッキの売店、下層部分には「スカイツリーカフェ」という喫茶店と足元が見えるガラス張りの箇所がありました。
ガラス床はいくら安全とは言え真下を見るとやはり足がすくみます。
でも怖い物見たさで見たくなる…それがガラス床なのかもしれません。

東京スカイツリーに昇ってみてわかったけれど予想以上に楽しめました。
特に天望回廊に行くには別途チケットを予約購入しなければいけないけれど、その価値はあると思います。
むしろ東京スカイツリーの展望台に行って天望回廊に行かないなんて…と勿体なく思われてしまうようなそんな感じがしました。

ぜひ一度は行って欲しいですね!

◆東京スカイツリー展望台観光と鬼怒川温泉ぶらり旅
東京スカイツリー展望台観光と鬼怒川温泉ぶらり旅【目次】

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