10:43、大糸線の列車が糸魚川駅を定刻通り発車しました。
糸魚川駅から南小谷駅までの大糸線は全線非電化の区間です。
豪雪地帯を通る路線のため、架線を維持するのが大変ということもあるのでしょう。
大糸北線は姫川に沿って進み、どんどん山間部に入ってゆきます。


線路は真っ白。

昨日からの大雪で、大糸線の線路はおろか、当たりは完全に真っ白。
でも逆に、まぶしいぐらいの白さで沿線風景も綺麗に感じます。

大糸線の乗客はちょうど青春18きっぷ時期だからでしょうか、鉄道ファンがほとんど。
他にはスキー客や登山客もちらほらと見かけました。
逆に地元の利用者の姿はほとんど見られませんでした。


ものすごい雪の量。

大糸線は姫川の川沿いを走っているのですが、ほとんどが線路に屋根が付いていて、雪を防ぐような対策が取られています。
そして駅舎のあたりはというとこのような有様…
ちなみにこれは根知駅ですが、ホームも駅舎も必要最低限のところしか除雪がされていません。
無人駅ということもありますが、これは仕方ないのでしょう。


南小谷駅に到着。

糸魚川駅を出発して約1時間、終点の南小谷駅に到着しました。
大雪の為約10分の遅れでしたが、逆に言えば10分しか遅れなかったとも言えるでしょう。
折り返しとなる糸魚川方面の列車が左側、右側はこれから乗車する予定の松本行きの電車が停車しています。

唖然みんな大糸線に乗るのか…!?

松本方面から、まさかのたくさんの乗客が糸魚川行きの大糸線に乗り込みました。
日本有数の豪雪地帯に行きたがる人が多いのかしら…と思ってしまいます。
逆に、松本方面に向かう大糸線はさすがに少な目。
とりあえず座席だけ確保して、空いた時間でいったん改札外に出てみました。


南小谷駅駅舎。

南小谷駅の改札を出て駅舎を撮影してみました。
当たりには何もなく、待合室のみで売店もないようです。
とりあえず戻って、出発する時間までまったりと待つことにしました。

◆大糸線・飯山線・磐越西線 大雪の鉄道を楽しむ旅
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