実家に帰ったらやっぱりおせちが待っていました。


おせち料理。

おせち料理はかつて正月三が日には店が営業していないので、食べるものが痛まないよう保存食の意味合いで作られていたものと聞いていますが、現在は正月からスーパーマーケットはおろか、ファミリーレストランやマクドナルドなどのファーストフード店も普通に営業していて、「2日から営業」という謳い文句が印象的だった時代は完全に昔になってしまいました。
とはいえやっぱり正月にはおせち料理だろ…というワケで親が購入してきたものの、いつも食べきれなくて余ってしまうとか。
今年はおいら達が帰省したので、食べきれるだろうといつもよりも多いおせちを購入してきました。

唖然それって本末転倒って言わないかな…


おせち料理。

とはいえ、おせち料理はなんだかんだで良いものだと感じ始めた今日この頃。
子供の頃は美味しくないものばかりよくもまぁ集めたものだと思っていたのですが、ビールが美味しくなり、日本酒や焼酎の味もわかるようになってきた30代になって、ようやく塩辛が美味しく感じるようになり、数の子が美味しく感じるようになり、昆布巻の味のしみ具合を楽しめるようになり…だんだんおせち料理の味が美味しいと感じるようになってきました。
たくさん食べられないけれど、親のおせちが食べたいという気持ちもわからないでもないです。

とはいえ、保存食としての役割は終えた感があるおせち料理。
これから進化を遂げるのかどうか、気になりますね。



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