渋谷駅でJRに乗り換えようと思っていたら、東急東横線の旧ホーム前でなにやらイベントを行っていました。

「TOYOKO LINE SHIBUYA Station Park」と書かれた看板が見えます。
そういえばニュースで東急東横線渋谷駅の旧ホームを公園として公開するというのが今日だったのでしょうか。
だとしたら寄らなければ勿体無い!というワケで早速行ってみました。
渋谷ステーションパークに入るには入場料120円が必要で、行列に並ぶ必要があるようです。
しばらく並んでいたところ、思っていたよりも早く入ることができました。

かつて東急東横線渋谷駅のホームだった渋谷ステーションパーク。
内部は線路部分に板を通し、自由に歩けるようになっていました。
緑の絨毯が敷かれているものの、ところどころ東横線の駅だった名残が残っていました。
構内ではジオラマやプラレールの展示、物品販売とライブステージだけの簡素な内容です。

東急東横線渋谷駅の歴史を紹介するコーナーには東急東横線渋谷駅の駅舎のジオラマが置かれていました。
丸い屋根の東横線駅舎。
この駅舎ももうじきお別れと思うと寂しいですね。

電車止めの部分は板を置かず、見れるようになっていました。
この部分だけわざと残すのはまた粋な感じですね。
1週間前までここに電車が停まっていたと思うと感慨深いです。

渋谷駅でかつて使われていた案内板もそのままになっていました。
たくさんの人が見ていた行先表示や案内板も今は使われないまま、会場にありました。

また、会場では写真家の中井精也さんの講演や向谷実さんのライブも行われていました。
人が多すぎておいらはちょっとだけしか見ていなかったけれど、整理券席は満席と、本当にたくさんの人が見ていました。
明日日曜日にはSUPER BELL"Zのライブもあるそうで、そちらも見たかったな…と思うことしきりです。

個人的にとても寂しかったのは、かつて渋谷駅の駅名標があったところが真っ白になっていたこと。
駅名標はシールになっていて剥がせるようになっているんだと思うと同時に、ここにあったものがないというだけで、寂しさがこみあげてきます。

渋谷ステーションパークは旧渋谷駅すべてを使っているワケではなく、先端部分は当時のままの姿を残していました。
先端部まで行きたかったけれど、立入禁止になっていて行けずじまいだったのは残念です。
旧東横線渋谷駅の構内に入れただけでなく、いろいろと見ることができて良かったです。
しかし、開催期間が22日~24日の3日間だけというのは短すぎるなぁ…と思うところです。
◆関連日記
→東急鉄道フェスティバルに行ってきたよ
◆渋谷ステーションパークと東急線ぶらり旅
→渋谷ステーションパークと東急線ぶらり旅【目次】
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