今日の富良野観光は、実はノープランでした。
北上して美瑛観光をするか、それとも「北の国から」の舞台を旅するか。
おいらとあかり姉さんが検討した結果、フジテレビ系ドラマ「北の国から」の舞台を見て回ることにしました。


「北の国から」資料館。

まずは富良野駅横にある「北の国から」資料館です。
倉庫を改造した資料館で、中には「北の国から」のドラマで使われた衣装や小道具、台本などがたくさん展示されていました。
いろいろとあって、写真の撮影も自由だったけれど、ホームページ等のアップはNGとのこと。
これはこれから向かう黒板五郎の家についても同様だったので、このブログでは外側のみ紹介しています。
最初に「北の国から」資料館に寄ったので、「北の国から」の聖地巡礼箇所が一目でわかるマップもゲット。
ドラマの内容がすでにうろ覚えだったおいら達でも行きたい場所の道筋が立てることができました。


布部駅。

まず訪れたのは、富良野駅から1つ隣の布部駅。
この駅はフジテレビ系ドラマ「北の国から」の第1話に登場した駅で、田中邦衛演じる黒板五郎が富良野に着いた際、最初に降り立った駅です。
そのため、倉本聰氏の文字で「ぬのべ」という駅名と「北の国 此処に始る」と記された記念看板が立っていました。


石の家。

「北の国から」のロケ地になっているのは、富良野市の麓郷(ろくごう)地区というところ。
富良野駅から車で30分ほどの山の上にありました。
現在ではすっかり観光地になっていて、「北の国から」の舞台がそのまま残っているところでした。
まずは「黒板五郎の石の家」から見てゆきましょう。


黒板五郎の石の家。

こちらが「北の国から’89帰郷」で黒板五郎が建てた石の家です。
富良野岳の過去の活火山のため、畑から大量に出る石を使って作ったという設定になっていて、中にももちろん入ることができます。
内部はドラマのセットが再現されていますが、こちらも写真の撮影も自由、ホームページ等のアップはNG。
これは仕方ありません。
石の家の前には誰が置いたか知りませんが、三脚が置きっぱなしになっていて、セルフタイマーで撮影し記念撮影ができるようになっていました。


黒板五郎の最初の家。

こちらは黒板五郎の最初の家。
ドラマシリーズでは最初に登場した家です。

唖然テレビもねぇ ラジオもねぇ 車もそれほど走ってねぇ!

唖然おらの村には電気がねぇ!!

と、思わず吉幾三の歌を歌いたくなります。

「黒板五郎の石の家」で見られるのはこの2軒の家。
他の家は別のところにあります。


拾ってきた家 やがて町。

続いてやってきたのは「拾ってきた家 やがて町」。
こちらは「北の国から 2002遺言」に関する建物が多く建っていました。


雪子さんのアトリエ。

中央部にあるのは雪子さんのアトリエ。
「北の国から」の後期作品では、黒板五郎が拾ってきたもので家を建てるという話になっています。
そのため、観覧車の廃材をうまく使った建物が多くありました。
この家の場合、冷蔵庫の引き出しを使って壁のラックに再利用していたりと、おいらの頭の中では「劇的ビフォーアフター」のあの曲が流れます。

唖然なんということでしょう!

廃材をこう使うのか! と感心させられる部分が多く楽しめます。


正彦とすみえの家。

続いては正彦とすみえの家。
観覧車の窓、卵パックの断熱材など、うまく組み立てられていました。
おいらもあかり姉さんも2002遺言は見ていなかったので…

唖然なんということでしょう!

もう、奇抜なデザイン性にただただ驚くしかありませんでした。


4番目の家。

続いては黒板五郎の4番目の家。
こちらは「北の国から’92巣立ち」で登場した家です。
とにかくいろんな家があってもはや頭が混乱してきました。


黒板五郎の書き置き。

そして黒板五郎の書き置きがありました。
これって今日の日付になっているけれど毎日日付を直しているのかしら…
ちょっと気になります。


純と結の家。

そしてこれが2002遺言の続編があるということをイメージして作られた、純と結の家です。
バスを1台まるごと改造したような家で、純が五郎の遺志を継ぎ作ったという設定になっています。

そしてこの家の中には「純と結の家ができるまで」ということで、デザイナーがどういう廃材を使って、こうすると五郎らしい…純らしいと考えてプロットを作ったのがわかるようになっていて…

唖然やはりプロの仕業か…

ドラマの演出なのでプロがいるのは当然ですが、それを見てしまうとドラマというよりは演出家の方に感心してしまいます。


遺言。

最後に黒板五郎が残した遺言を読んで締めくくりです。
いやはや、全然わからないのでまた1から見ておかないといけないですね…。
実際、これで全部だと思って五郎の2番目の家と3番目の家があるところをすっかり見落としていました。

このブログでは簡潔にまとめていますが、実際には石の家、麓郷の森、拾ってきた家はそれぞれ5kmぐらいづつ離れているので回るときには要注意です。

◆秋の北海道・道北道東ドライブの旅
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