昨日に引き続いて再び会津鉄道の芦ノ牧温泉駅にやってきました。
すると、なんだかたくさんの車が停車していました。
さらに観光バスまで訪れて…何やら騒がしいことになっていました。
なんとか駅横の駐車場に停めることができたので、急ぎ駅に向かってみました。


芦ノ牧温泉!

芦ノ牧温泉駅前はたくさんの車と人だかりで大変なことに…
もしかして猫駅長ってそこまで人気だったのか…
と思えるような状態です。
他の観光客に混じって、おいら達も芦ノ牧温泉の猫駅長「ばす」を撮影しようと思っていたのですが…


ばす駅長の写真は禁止。

唖然ばす駅長、撮影禁止ですって…

なんということでしょう。
「注意を守れないひとがあまりにも多すぎるため」という注意書きが生々しすぎます。
猫に向かってフラッシュを焚いたり、強く触るのはNGなのですが、それをやる観光客が絶えなかったということでしょうか。
実際、ばす駅長は人間の歳でいうと90歳以上の高齢とのことで、これ以上無茶はできないということなのでしょう。


駅構内はこんな感じ。

猫駅長は撮影できないので、仕方がないので駅舎の撮影をしていたところ、カメラを向けたところにさりげなくばす駅長が…
しかもこの後こちらに近づいてくるではありませんか。
写真は撮れないし、お触りもできなかったけれどかなり近くまで迫って見ることができたのでとても大満足です。

ちなみに猫駅長の名前が何故「ばす」なのか…
それは、アニメ「となりのトトロ」のねこバスから名前を付けたのだと会津鉄道の駅員さんが答えてくれました。


上三寄駅だった頃の駅名標。

猫駅長も見ることができたし、とりあえず目的は果たしたおいら達。
芦ノ牧温泉駅周辺をちょっと散策して次に向かうことにしました。

まずは芦ノ牧温泉駅横にある「上三寄駅」の駅名標。
芦ノ牧温泉駅は国鉄会津線の頃、上三寄駅という名前の駅でした。
その時に使われていた駅名標なのか、時代を感じさせる駅名標です。


静態保存中のAT-301。

また、駐車場には会津鉄道のトロッコ電車の旧車両、AT-301が静態保存されていました。
内部には何か飾られていましたが、残念ながら入ることはできないようです。
だいたい見るものも見たし、帰ろうかな…と車に向かっていたところ、後ろで何やら音がしていました。
振り向いてみると…


現在の会津鉄道トロッコ「お座トロ展望列車会津浪漫号」。

唖然なるほど! トロッコ列車なのか!

何故先ほどまで騒がしかったのかと思っていたら、会津鉄道のトロッコ列車「お座トロ展望列車会津浪漫号」が芦ノ牧温泉駅に到着していました。
当然のことながら満車で一杯。
さすが人気の観光列車です。
せっかくなのでお座トロ展望列車会津浪漫号が発車するまで見送ることにしました。


すっきりした芦ノ牧温泉駅。

お座トロ展望列車会津浪漫号が去った芦ノ牧温泉駅は車もほとんどいなくなり、かなり静かな駅になりました。
先ほどまでの喧騒は何だったのかと思うぐらいの状態でしたが、猫駅長とトロッコ列車の存在でここまで観光名所になるとは…
改めて鉄道における動物駅長のすごさを感じさせられました。

◆秋の紅葉・南会津の旅
秋の紅葉・南会津の旅【目次】


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秋の紅葉・南会津の旅【会津田島駅篇】



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