青森駅でしばらく停車していた特急スーパー白鳥ですが、定刻通り函館駅を目指します。
特急スーパー白鳥の停車駅は蟹田駅、木古内駅、函館駅という少ない停車駅。
今はもう知内駅も竜飛海底駅も吉岡海底駅もないのか…と改めて実感します。


奥津軽いまべつ駅、工事中。

今回通過する津軽今別駅周辺では、新しい北海道新幹線の駅、奥津軽いまべつ駅の建設が進んでいました。
かつてあった道の駅いまべつは完全に取り壊され更地に。そして白いコンクリートで建物の基礎を造っている段階でした。
また、線路側でも屋根のようなものを建設しているようで、これからどんどん変わっていきそうな雰囲気を感じます。


青函トンネル通過。

電車はまもなく青函トンネルに入りました。
ちょうど青函トンネルに入る前ぐらいにあかり姉さんから「新千歳空港に着いたよ」というメールを受けて、完全に新幹線よりも飛行機の方が早いんだなぁ、と実感していた頃です。

さて、気になるのは廃止された竜飛海底駅も吉岡海底駅が現在どうなっているのか。
両駅とも、青函トンネル内で事故があった時の緊急避難の場所として残す為か、両駅ともに電気が付いて昔のままの姿で残っていました。
とはいえ肉眼で見れても動画で撮るには一瞬すぎて撮影することはできませんでした。


木古内駅。

無事青函トンネルを抜け、木古内駅に到着しました。
行先表示には先日廃止された江差線の文字はなく、また知内駅も竜飛海底駅も廃止されたので隣駅として津軽今別駅の張り紙がされていました。
津軽今別駅もまた北海道新幹線開業時には奥津軽いまべつ駅になるからでしょうか、シール対応なのかもしれません。


函館山が見える津軽海峡線の景色。

北海道に入るといつも思うのが、津軽海峡線、江差線から眺める海がとても綺麗なこと。
海を眺めていると函館山が遠くに見えてきて、おいらの好きな景色です。


函館駅に到着。

13:42。
新青森駅から約2時間半。東京からだと約5時間で函館駅に到着しました。

函館駅では約20分程度の乗換になります。
ちょうど昼の時間帯なので何か駅弁でも食べたかったのですが、いつも函館駅に来るとにしん弁当ばかり食べてしまうので、今回は違うものを食べよう…
と思って探すもののなかなか心に響くものがありません。
そうこうしているうちに電車の出発時間が近づいてきたので、仕方が無いのでさらに先を急ぎます。
函館駅~長万部駅間は普通電車に乗ると大変遅くなるため、今回は特急北斗に乗って移動します。
フリーきっぷでは特急電車には乗れないので、別途乗車券と特急券を購入しました。


新函館北斗駅。

函館駅を出てしばらくすると、渡島大野駅が見えてきました。
この駅は特急通過駅ながら、近々新函館北斗駅として開業予定のこの駅。
どんどん駅舎の工事が進んでいることが見られます。
しかし、この新函館北斗駅から函館駅までは特急電車でも約20分近く。
なんだかんだで遠さを感じますが、はたしてどうなるのでしょうか。


大沼の景色。

途中大沼公園を通過して、大沼や駒ヶ岳を眺めていると心が落ち着きます。


羊蹄山。

やっぱり北海道の景色っていいなぁ…と思っていたのですが、いかめしで知られる森駅を過ぎると、なんというかわりと直線が多くてずっと同じような単調な景色になってきてなんだか睡魔が襲ってきます。
とはいえ寝過ごして長万部駅を過ぎてはいかん…と我慢しつつなんとかこらえます。


長万部駅駅舎。

函館駅を出て約1時間半。なんとか長万部駅に到着しました。
個人的には、森駅~長万部駅間はかなりキツかったです…。

◆北海道・東北乗り鉄の旅
北海道・東北乗り鉄の旅【目次】


◆7/18(金)の乗車計画
08:44発 大宮  はやぶさ5号 新青森行
11:19着 新青森
11:30発 新青森 スーパー白鳥5号 函館行
11:37着 青森
11:50発 青森 スーパー白鳥5号 函館行
13:42着 函館
14:13発 函館  北斗89号 札幌行 ←今回はここまで
15:40着 長万部
16:33発 長万部 JR函館本線 小樽行
19:13着 小樽
19:28発 小樽  JR函館本線 新千歳空港行
20:13着 札幌


◆関連日記
津軽海峡初夏景色
3連休パスで北東北・函館ぶらり旅



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