河津七滝を堪能したところで、続いて天城越えに向かいます。
しかし、我々は昼食にわさび丼を食べ損ねているため、ほぼクラッシュドストロベリーだけという有様。
途中、旧天城トンネル方面に向かおうと思いましたが、時刻がもう16時になっていて、これから向かう予定の道の駅の営業時間が16:30までということもあり、旧天城トンネルはあきらめて先を急ぎます。


道の駅天城越え。

道の駅天城越えに無事到着しました。
お腹が空いてペコペコの我々。
なんでもいいから食べたい…と思って食堂を探します。

唖然食堂の営業時間、15:00までですって…

本当に営業時間が短い伊豆の観光地。
さすがに15時は早すぎます。
売店にあるのはわさびソフトクリームとかまんじゅうとか、お腹が満たされるものはちょっとなさそうです。


天城越えと言えば石川さゆり。

ところで「天城越え」と言えば石川さゆりの歌でしょうか。
松本清張の小説「天城越え」とは関係なく、男と女の不倫と愛憎を歌ったこの歌。
これがさらに伊豆の踊子や天城越えのストーリーをより混乱させて、純粋な初恋物語からドロドロした不倫のイメージをつけ、踊り子との愛の逃避行のストーリーに勘違いしてしまいそうな下地ができているような、そんな気がします。

唖然どうせだから誤解されてる部分をみんなごっちゃにしてラノベにしたら売れるんじゃね?

とか思うところもあるけれど、天城といえば天城越えというイメージが強い気がします。


浄蓮の滝。

飯屋を求めてさらに先に進みます。
石川さゆりの曲「天城越え」にも登場する浄蓮の滝。
本来なら寄らないつもりでしたが、お腹が空いているので何か食べるものはないか…と思ったらちょうど飲食店を発見。
早速寄ってみました。


浄蓮の滝も見る。

浄蓮の滝までは階段を下りてゆく必要がありますが、滝壺のあるところまで降りてしまうと帰りが大変…というワケで途中の展望台から浄蓮の滝を見ていました。
なかなかの勢いのある滝でこれは良さそう…
先ほど見た看板には「女郎蜘蛛伝説」とか書かれていて、それこそ「天城越え」の歌のような伝説がありそうです。


伊豆の踊子像。

ちなみに湯ヶ野温泉、河津七滝から続いている踊子歩道はこの浄蓮の滝まで続いています。
全部踏破したら6時間はかかるという踊子歩道。
やる人は徒歩で天城越えをするんだろうなぁ…と思ってしまいますが、浄蓮の滝バス停で湯ヶ野温泉方面のバス待ちをしている人がいたので、実際に踏破した人なんだろうなぁ…と思いつつ見ていました。


わさび食べ放題ですって。

そして肝心の飲食店は浄蓮の滝でも営業終了とのこと。
残念だったけれど、気になったのは「わさび食べ放題」の特別企画。

唖然食べたかったわー、わさびの食べ放題をしたかったわー!

などとわさびの食べ放題とかやりたくないのについ強がってしまいましたが、もうお腹が空いてみんな変なテンションに。
幸いにも浄蓮の滝駐車場の向かいに飲食店があったので、そこを目指します。

◆踊る秋の南伊豆一周旅行
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