本日の目的地は襟裳岬。
というワケで、国道235号線沿い、日高本線沿いにどんどん南下します。


道の駅むかわにて、ししゃもを堪能。

まずは鵡川町にある道の駅むかわ四季の館にてトイレ休憩を行います。
ここでは特に買い物の予定はなかったのですが、鵡川町といえば有名なのはししゃも。
ししゃもは漁期が10月~11月中頃と、今の時期はすっかりシーズンオフなのだけど、干したししゃもはたくさん売られていて、また試食もたくさんできたので食べてみると…

唖然美味い! やっぱり美味い!!

鵡川のししゃもは美味い。
ここでは季節が合えば生でししゃもを食べられるので、10月頃に来れるなら一度生でも食べてみたいですね。


牧場が多い。

さらに南下して新冠を通過します。
新冠といえばサラブレッドの産地として有名で、道の駅の名前もサラブレッドロード新冠という名前になっているほど、とにかく競馬がメインな感じです。
とはいえこれだけ牧場が多いと景色はいいけど糞の臭いがすごいようで、車の窓を開けていたり外気からエアコンの空気を採っていると車内が一気に臭くなります。

唖然見た目とは裏腹に厳しいのぅ…

写真で見ると美しいけれど、実際は結構臭うんだなぁ、と実感させられます。


海岸線を走る。

国道235号線沿いに走ると、海岸線を日高本線が並走しています。
日高本線は苫小牧駅~様似駅までを結ぶローカル線ですが、2015年1月8日に起きた高潮被害によって一部区間の線路下の土砂が流出し、そのため鵡川駅~様似駅間で運休が続いています。
そのため鉄道路線は見えるけれど電車は走っていないという悲しい状態に。
早くの復旧を期待したいですが、それでも沿線人口を考えるとこのまま廃線になってもおかしくないだけになんとも心配です。


日高本線はバス代行運転で。

日高本線は鵡川~静内駅、静内~様似駅を結ぶバスが運行しています。
鵡川~様似駅までの直通バスはなく、静内駅で必ず乗換になること、バスの本数は1日4往復と少ないこと、さらに鵡川駅からJR日高本線に乗換を考慮できる、苫小牧~様似駅までの接続路線となると1日2往復しかないとのこと。
途中、何本か代行バスとすれ違うことができましたが、そこそこの乗車があっただけに今後が心配です。


JR静内駅。

そのため、日高本線の有人駅の駅スタンプは現役のうちに押しておきたい…というワケで、今回寄り道をします。
JR静内駅は鵡川から、また様似からのバスの中継地としての役割を持っています。
そのため現在も駅員が配置されてJR駅に接続する際のみどりの窓口等は現役で行っていました。


JR浦河駅。無人化してた

しかし、有人駅ながら日高本線の高潮被害によって無人化してしまった駅もあります。
日高地方の天気予報ではよく名前を見かける浦河町にある浦河駅。
待合室すら閉鎖され、完全に無人化されていました。
日高本線が復活しない場合はこのまま廃止になってしまうのでしょうか。
なんとも寂しいです。


JR様似駅。

途中、寄り道もいろいろとありましたが、ついに日高本線終点の様似駅に到着しました。
こちらの駅は駅員が配置されていますが、ほぼバスのターミナルという状況です。
おいら達以外にも日高本線の終点駅を見ようとこの駅を訪れている人がちらほら。
考えていることは同じなのでしょうか。

そんな感慨に浸りつつ、さらに先の襟裳岬を目指します。

◆1日目(4/29)の予定
・新千歳空港
・JR千歳駅
・道の駅ウトナイ湖
・Momo Cafe
・道の駅むかわ四季の館
・道の駅サラブレッドロード新冠
・JR静内駅
・道の駅みついし
・JR浦河駅 ←今回はここまで
・梅屋
・JR様似駅
・襟裳岬
・道の駅コスモール大樹
・道の駅忠類
・JR帯広駅


◆春の北海道・道南道東ドライブの旅2015
春の北海道・道南道東ドライブの旅2015【目次】



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