実家帰省2日目。
今日は特に大きな予定もないのでぶらり石川県方面を回ろうと思っていたのですが…

唖然今日は暇だからどこか行きたいところに連れてってやるぞ!

親からのせっかくの申し出。
ならばということで聞いてみました。

俺「金沢とか寺井とか行きたいんだけど…」
親「そのへんよく行ってるから面白くないよ」

唖然拒否られるのか…

俺「じゃあ、直江津まで行きたい。海綺麗だし」
親「いいよ」

なんだか謎基準の判断がありましたが、今日は新潟県の直江津方面に向かうことになりました。


えちごトキめき鉄道青海駅。

新潟県もまた、北陸新幹線開業に伴い、北陸本線が第三セクター化され、えちごトキめき鉄道に移管されました。
旧北陸本線は「日本海ひすいライン」に、旧信越本線は「妙高はねうまライン」に名前が変わったので、沿線をぶらり見て回ることにしました。
今回は北陸自動車道を使って一気に移動。
ささっと青海駅に到着しました。


えちごトキめき鉄道能生駅。

日本海ひすいラインの有人駅は青海駅、糸魚川駅、能生駅、筒石駅、そして直江津駅の5駅。
わりと無人駅が多いのでどんどん進んて行きます。
糸魚川駅から能生駅までは高速道路の1IC分離れているのを今回初めて知ったほどでした。

過去に能生駅に来た時は北陸本線の電車の本数がなく、タクシーで隣の筒石駅まで行ったけれど、今回も同様に車で移動します。


えちごトキめき鉄道筒石駅。

筒石駅は山の上にあるので、さすがに親も道が正しいのか心配になります。
不安そうな親を横目に筒石駅へ。
せっかくなので入場料を払って中に入ってみました。


地下深くに降りる駅。

筒石駅はトンネルの中にある駅として、鉄道ファンには知られた駅です。
元々は地上にある駅だったのですが、北陸本線高速化に伴い長大トンネルが多く掘られた結果、筒石駅は海岸沿いの駅から山のトンネルの中にある駅に
変わってしまいました。
ちなみに海岸線を走る国道8号線沿いには当時の高速化される前の北陸本線跡が残っていて、一部が自転車道として活用されていました。
これはこれで気になるので今度行ってみたいですね。

トンネル内部はJRからえちごトキめき鉄道に移管されても変わったところはなく、いつも通りの姿を見ることができました。
今日はなかなか暑かったけれど、トンネルの中はひんやり。
初夏の暑い日にはやはり涼しくなれるトンネル駅です。


トンネル内にあるホーム。

筒石駅のホームも特に変化はありません。
変わったといえば、特急列車が走らなくなったせいで突風が吹くこともほとんどなったことぐらいでしょうか。
貨物列車が通過することはあるでしょうが、それでも特急列車と比べるとスピードも遅いので、筒石駅の名物が1つ減ってしまったと思うと寂しいものです。


筒石駅駅名標。

筒石駅の駅名標もえちごトキめき鉄道のものに変わっていて、JRの頃の名残はなくなっていました。
それでもメンテナンスが大変な駅ということもあるのか、無人駅化せず終日有人駅として現在も残っているのは良かったなぁと感じるところです。
おいらが慣れた感じで筒石駅を歩いているのとは反対に、親は「なんだここは…」とか「こんな駅だと毎日利用する人が大変だぞ…」とか、期待通りのリアクションをしてくれたので大満足でした。


特急列車は走らない。

新しい時刻表はこんな感じ。

唖然もしかして本数が増えてる?

特急列車が走らなくなって本数が減ったと思いきや、その分普通列車の本数が多少増えているのでしょうか。
とはいえまだ1時間に1本と、本数が潤沢というワケではないのですが、それでもある程度の本数があれば乗る人も増えるはず…
と感じたおいらでありました。

◆北陸新幹線沿線ぶらり旅
北陸新幹線沿線ぶらり旅【目次】


◆関連日記
中央線・信越線・北陸線青春18きっぷの旅【北陸本線(新潟県)篇】
中央線・信越線・北陸線青春18きっぷの旅【トンネルの駅・筒石駅篇】
富山帰省旅行・海と鉄道の旅【筒石駅篇1】
富山帰省旅行・海と鉄道の旅【筒石駅篇2】



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