3日目の朝は十和田市からスタートします。


十和田観光電鉄駅そばセンター。

まずは十和田観光電鉄ターミナルの売店に寄り道をして、ここにある鉄道むすめ「清水なぎさ」のグッズを探します。
十和田観光電鉄は2012年まで三沢駅~十和田市駅の間で鉄道が伸びていましたが、現在は廃止。
跡地は線路を含め皆更地になってしまったようです。
鉄道スタンプなどはこの十和田市中央バス停の駅そばセンター内にあるとのことでしたが、残念ながらスタンプも廃止。
でも鉄道むすめグッズは今も販売していたので購入してみました。


青い森鉄道三戸駅。

本日の予定は十和田市からさらに南下をして青い森鉄道三戸駅からスタート。
ここから野辺地駅まで青い森鉄道沿いに散策してゆきます。
青い森鉄道の有人駅にある、青森ヒバ材で作られた鉄道スタンプを押して回ることが目的ですが、もうあと数十kmで岩手県のところまで到達したおいら達。
本当に青森県内のあちこちを回っています。


青い森鉄道向山駅。

三戸駅、剣吉駅、八戸駅、下田駅と寄り道し、小さな無人駅の向山駅にやってきました。
駅舎は立派ですが無人駅のこの駅。
実はこの駅はたびたびテレビにも紹介される駅として知られています。
それは…


向山駅ミュージアム。

向山駅の待合室を過ぎてホーム側に向かうと、かつての駅員事務室が「向山駅ミュージアム」になっていました。
土日祝日のみオープンしている向山駅ミュージアム。
地元のボランティアの方々で運営されているこの小さな鉄道記念館。
せっかくなので寄ってみましょう。


駅舎内はミニ鉄道博物館に。

東北新幹線新青森駅延伸に伴い、青い森鉄道に移管された向山駅。
この身に博物館では、向山駅がかつて属していた国鉄、JR東北本線の駅名標や標識、他にも色々な鉄道写真やグッズが飾られていました。
これを無料で見て回れるのは嬉しいですね。


昔の制服も。

国鉄当時に使用されていた、駅員さんの制服、作業着も展示。
さすがに着用はできませんが、たくさん並べられていて壮観です。
他にも気になるものがいくつかあり、ついつい目を奪われます。


Nゲージ車両も稼働中。

奥の部屋ではNゲージ車両も稼働していました。
走っていたのはE5系新幹線。
よく見ると十和田観光電鉄などの他社の鉄道関連のものも展示されていました。


所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!でも登場した金庫。

そして、今回ここに来た目的の1つが、テレビ東京系の所ジョージさんの番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で登場した、開かずの金庫と、その中に入っていたものも見せてもらいました。
確かにテレビで見た金庫、そして中に入っていた切符の日付印字機と硬券ホルダー。
これを目当てに向山駅に来る人も珍しかったのか、色々と見せてもらいました。

短い滞在時間だったけれど、いろいろと楽しめた向山駅ミュージアム。
これからも愛され続けて欲しい小さな博物館でした。

◆秋の津軽海峡ぶらり旅
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