三江線長谷駅を堪能した後は、一旦三次駅に戻って道の駅を散策しつつ、再び江の川沿いに進んで三江線沿線を散策します。


江の川にかかる鉄橋。

広島県と島根県の県境近くを流れる江の川。
三江線が江の川の西側を走り、それに並行して1車線の細い道路があります。
その対岸にはバイパスがあり、車だととても走りやすいですが駅は見れないというジレンマ。
途中、対岸を見たり鉄橋を渡ったりしながら三江線の様子を伺います。

伊賀和志駅近くの大きな鉄橋に差し掛かった時、良さげな鉄道撮影ポイントがありましたが、3分近く前に列車が過ぎてしまったよう。
なんということでしょうか。残念です。
さらに先に進んで、本日の目的地に向かいます。


宇都井駅。

三江線の宇都井駅に到着しました。
三江線を建設する際、両側からトンネルを通した際、宇都井の集落にアクセスできる駅がどうしても高台になってしまうため、高架上に駅を作ってしまったという駅舎です。
地上からの高さは約20m。駅舎内にある階段を116段登ってホームにたどり着く必要があります。


田んぼに映る景色が綺麗。

訪れた時はちょうど田植えのシーズンで、雲一つない天気に、田んぼに移る宇都井駅を撮影できてベストタイミングで来ることができたかもしれません。
おそらく1日遅かったら、手前の田んぼにも苗が植えられていたことでしょう。
本当にタイミングが良かったです。


宇都井駅入口。

宇都井駅は「天空の駅」としてたびたびテレビなどでも紹介されるからか、おいら達以外にも観光客の姿を見ることができました。
こちらの階段から上に上がってゆきます。


116段の階段を上がります。

階段は螺旋状になっています。
古いアパートの階段のような階段が延々と続いていて、今どのあたりにいるのかわからなくなりそうな不安もあります。
しかし、きれいに掃除されていて、愛されてい駅なんだと実感できます。


途中からの景色もなかなか。

途中の窓からも景色を眺めることができます。
三江線の線路を下から眺めるのもまたいいものですね。
田畑を見ながら、さらに上に登ります。


待合室に到着。

階段を116段上がり切り、待合室に到着しました。
待合室には駅ノートが置かれ、たくさんの人が描いていました。
おいらも過去に書いた駅ノートがあったのでどこかにないかな…と思ったけれど、すぐには見つからず…
新たに書き加えるだけになりました。
前に書いた駅ノートを見つけることができたら、それはまた違った感動になったかもしれませんね。


宇都井駅ホーム。

宇都井駅のホームに到着しました。
列車で来る時と、下から上がってきた時の感動はまた違うものがありますね。
とてもいい天気で、なおのことホームでのんびりしたくなります。


景色が最高。

宇都井駅のホームからの眺めは本当に最高。近隣の集落や道路を見渡すことができます。
宇都井駅に車で来る場合は、細い道路しかないため通行に注意しながら来る必要があります。
本当に山深いところにある駅舎なので、イルミネーション等でライトアップしても行き帰りは大丈夫なのか、宿泊地は大丈夫なのか…と心配になります。
この期間中だけでも三江線で臨時列車が出ているのであればよいのでしょうが…


後ろから見た宇都井駅。

宇都井駅を堪能したおいら達でしたが、あかり姉さんがやたらと正面ではなく裏側から写真を撮っていました。
確かに宇都井駅の裏側ってあまり写真でも見かけないな…とか思っていると…
あかり姉さんの狙いはまた別のものでした。


宇都井駅ホームと駅名標。

下から見上げる宇都井駅の駅名標。
たしかにこれもまた面白い構図です。
望遠レンズで宇都井駅を撮るのもいいですね。
列車が来る時間帯だとなおのこと面白い写真なったかも…とか思いつつ、宇都井駅を堪能したおいら達でした。

◆ぐるっと一周島根県観光の旅
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◆関連日記
西日本パスでぶらり旅【宇都井駅篇】



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