宇都宮餃子をたらふく堪能したので、そのままの流れで宇都宮市街を散策することにしました。

宇都宮駅西口を出てしばらく歩くと田川という川があり、川沿いにしだれ桜が咲いています。
しだれ桜は濃いめのピンクの花で桜として見るにはちょっと色が濃すぎるぐらいだけど、これはこれで良いものです。
しばらく川沿いを歩いていると、突然違和感があるぐらいの古い建物がありました。
何かな…と思って近づいてみると、旧篠原家住宅という建物だとか。
せっかくなので寄り道してみました。


旧篠原家住宅。

旧篠原家住宅は江戸時代から続く豪商の旧住宅で、かつては醤油業や肥料業などで潤っていたのだとか。
入館料が必要とのことですが、100円なら悪くもない…というワケで入ってみました。


五月人形の展示も。

内部は明治期に建てられた木造家屋になっています。
平屋かと思っていたら2階建てで、思っていたよりも広い建物です。
20畳の大広間に今の季節だからでしょうか、五月人形が飾られていました。


廊下もよい。

1階は古い商家の印象が強い部屋が多いのですが、2階は古民家というか昔の民宿っぽさも感じられる佇まい。
なんとも絵になります。
観光客も少ないため、大広間で横になってしまおうか、という気持ちにもなります。


蔵も公開中。

また、旧宅の隣には蔵もありそちらも内部公開をしていました。
重厚な厚さの壁の蔵。
江戸時代から残る蔵で、とても大きな柱が特徴です。
今でこそ電気がついて明るいですが、昔は電気がないので内部は真っ暗だと考えると、蔵の中に閉じ込められたらかなり怖いよな…と感じます。

意外と見所があって楽しかった旧篠原家住宅ですが、正直なところあまり期待してなかったので嬉しい誤算でした。

◆ぶらり烏山線の旅2017
ぶらり烏山線の旅2017【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。