再び小倉駅に戻ってきたので、次に門司港駅に向かいます。
門司港駅は昔ながらの古い駅舎があり、前々から気になっていたところ。
せっかくなので寄り道してみましょう。


門司港駅ホーム。

門司港駅のホームを降りると、そこは既に昔のターミナル駅という感じです。
屋根は木製で木の香りが漂います。
確かに昔ながらだ…といろいろと撮影したくなります。


門司港駅。

しかし、肝心の駅舎は現在改装中で白い布で覆われて外観は見れずじまい。
しばらく改装工事が行われて綺麗な駅舎になるのでしょうか。
折尾駅とともに、また来たい駅舎です。


旧門司三井倶楽部。

駅の外も散策してみました。
駅を出てすぐのところにレトロな建物があるな…と思っていたら、旧門司三井倶楽部の建物だそうで。
こちらの名物は焼きカレー。
食べたいなぁと思ったけれど、残念ながら現在オーダーストップの時間のようで食べられずじまいでした。


潮風号。

さらにぶらぶらと散策していると、踏切に引っかかってしまいました。
何が来るかなと思っていたら、門司港駅から関門海峡までを結ぶ潮風号がやってきました。
人気のレトロ車両。
今回乗れたらいいなぁとは思っていたけれど、さすがに人気で満席のよう。
それでも運良く撮影をすることができました。


九州鉄道記念館。

さらに進んで九州鉄道記念館を見てゆきます。
JR九州の鉄道博物館という位置づけで間違いないでしょう。
せっかくなので見てゆくことにしました。


C591蒸気機関車。

まず入ったところにあるC591蒸気機関車が静態展示されています。
観光客は意外と日本人以外の人が多い感じでびっくり。
特に中国人が多く、やたらと写真を撮っていたのだけど、中国でも蒸気機関車は走っていたのだろうか…などと思ってしまいます。


特急にちりん号。

続いては特急にちりん号です。
日豊本線経由で小倉駅から宮崎空港駅までを結ぶ特急列車です。
国鉄485系電車で走っていた時代もあったんだなぁ、と実感させられる展示ですね。


九州鉄道記念館。

そしてメインの九州鉄道記念館にも入ってみましょう。
昔ながらのレンガ風の建物で気になりますね。


内部はいろいろ。

内部は思っていたよりも小さそうなのだけど、わりと効率よく詰め込まれている感じです。
2階建ての建物で、吹き抜けのような作りになっているので思っていたよりも窮屈感はありません。


ヘッドマークの展示も。

2階はヘッドマークや信号、標識などの昔使用されていたものが中心に展示されています。
貴重なものも多いのですが、わりと子供でも触れる場所にもあって展示的に大丈夫なのかな…と心配してしまうものもちらほら。
さすがにそのあたりは個人の良心に任せられそうです。


駅弁屋の模型も。

また、貴重な明治時代の客車の内部にも入ることができ、畳の座席に座ることもできます。
この太っ腹感があるのはすごいですね!

そこまで大きな展示スペースではないものの、効率良く配置されていて思っていたよりも広さを感じる鉄道記念館。
個人的にかなり楽しむことができました。

◆九州北部の鉄道ぶらり旅
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