呉を観光した後は、そのままの流れで竹原駅に向かいます。
竹原もまた広島県を代表する観光地。
せっかくなので行ってみましょう。


JR竹原駅。

竹原駅に到着しました。
呉線は呉駅から数駅先の広駅までは本数があり快適なのですが、そこから竹原駅、三原駅方面への電車は本数が減ってしまいます。
そのため前回の広島遠征時は諦めてしまいましたが、今回は時間もあるのでじっくりと回りたいです。
竹原といえばアニメ「たまゆら」の舞台にもなったところなので何かしらあるかしら…とか思いつつ散策してみます。


おかえりなさい。

駅を出ると「おかえりなさい」という文字がアスファルトに書かれています。
これは「たまゆら」でもたびたび登場していたものなので、実際に見て「なるほど!」と思ってしまいます。


竹原歴史保存地区。

竹原の見どころといえば、駅から徒歩10分ぐらいのところにある古い町並みの保存地区の散策です。
江戸から明治・大正時代の古い建物が混在しているけれど、全体として和を基調としたトーンになっている印象で、安芸の小京都と謳うだけの雰囲気が伝わってきます。


日の丸写真館旧館。

こちらの街並みも「たまゆら」の舞台になっているようで、正直なところうろ覚えではありますが、日の丸写真館旧館は登場していたな…とか思いつつぶらつきます。
明治・大正時代の古い建物を残しつつ、建物の中だけリノベーションしているところもあり、景観は残す方向のようです。


竹鶴酒造。

古い建物が並ぶ中、観光客が皆写真を撮っているのが竹鶴酒造(竹鶴邸)です。
こちらはニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝さんの生家として知られ、数年前の朝のNHKドラマ「マッサン」でも取り上げられたこともあり、一躍人気のスポットになったようです。


竹鶴政孝と妻リタの像。

「マッサン」人気もあってか、近くには竹鶴政孝と妻リタの像があったりとこれはこれで聖地巡礼になっている感じがします。
正直なところ「マッサン」のドラマは見てないのであまりよくわからない部分も多いですが、ブームになったのは覚えています。


竹原市歴史民俗資料館。

古い町並みを今に残す、いわゆる「小京都」という箇所は日本全国いくつもありますが、街並みだけでなく聖地巡礼もできるとあってか、竹原はわりと観光客を見かけました。
保存地区内では土産物屋はまばらですが、近隣に道の駅があり、買い物などはそこですると良さそうな感じ…
店舗の方も呼び込みなどがなく、落ち着いて町並みを堪能できるのが良いですね。
もしかしたら夕方4時すぎだったのでそろそろ閉店モードだったのかもしれませんが…


「たまゆら」の聖地。

ところで、竹原はアニメ「たまゆら」の舞台だと冒頭でも書きましたが、意外と「たまゆら」の聖地であることもアピールしていました。
道の駅たけはらには「たまゆら」のちょっと色褪せた看板と、土産物コーナーでも特設コーナーがあります。
わりと「たまゆら」推しになっているのは意外でもあり、びっくりでした。


たまゆら飛び出し坊や。

そして最も「たまゆら」を推していたのは、竹原駅前から保存地区方面に伸びるあいふる316商店街です。
「たまゆら」のキャラクターを模したお手製の飛び出し坊やが商店街のあちこちに設置されていて、これを見て回るだけでも楽しくなります。


洋品店もがっつりコラボ。

他にも一部店舗ではがっつりと「たまゆら」とコラボしていて…
洋品店では制服を着たマネキンが置かれていたり、和菓子店では「たまゆら」限定のまんじゅうが売られていたり…
思っていたよりもコラボしています。


ももねこ神社。

そして「たまゆら」に登場するキャラクター「ももねこ様」の石像まで作っていました。
聖地巡礼アニメとしても知名度が高い「たまゆら」。
twitterなどでも竹原巡礼する人を時々見かけますが、なるほどこれは巡礼したくなるのもわかるなぁ、と実感させられます。


たまゆら放送終了からもう数年。

アニメの放送終了から数年が経ち、たまゆら関連の展示や寄せ書きも色褪せた看板やポスターになっているけれど、まだまだ「たまゆら」の街として進むのか…
また改めてアニメを見返してから来てみたい街でした。

◆突発的広島旅行2017
突発的広島旅行2017【目次】

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