しばらく穴水駅でゆったりしたところで、本日のメインイベント、のと里山里海号に乗車します。
のと里山里海号はのと鉄道のリゾートトレイン。
せっかく乗れる機会があるなら…というワケで乗車予約をしてみました。


のと里山里海号。

のと里山里海号は本来2両編成のリゾートトレインです。
のと鉄道沿線に広がる青い海と山々をイメージした青と赤の車両です。
のと里山里海号は指定席となっていて、フリーきっぷでの乗車もできない…という制約はありますが、それでも乗れる機会があるなら乗りたい列車です。


花咲くいろは電車。

実は、ホームに向かってみると、なぜか花咲くいろはの車両が停車していました。
何故!?と思ったけれど、実は今回乗車するのと里山里海号4号は普通車を連結した運行のようです。


花咲くいろは電車と連結は珍しいそうで。

ちなみにのと鉄道の駅員さんによると、花咲くいろは号とのと里山里海号との連結は珍しい運行なのだとか。
そのためか、外で撮影している人もちらほらと。
もしかしたら花咲くいろは号目当てなのかもしれませんが…


がっつりと連結してる。

せっかくなので花咲くいろは号とのと里山里海号との連結部分も撮影してみました。
のと里山里海号のヘッドマークが触れるぐらいに近づいている車内。
ちなみにこちらからのと里山里海号へ入ることはできません。
やはり、専用の出入口からしか入れないようです。


のと里山里海号に乗ります。

今回はのと里山里海号の乗車券を購入したのでゆったりと乗車したいと思います。
普通列車との連結ということもあるからなのか、乗客は少なめ。
ほぼ貸し切り状態で乗り込みます。
ちなみにこの切符、七尾~穴水駅間の片道乗車券も付いているのでなにげにお得です。


里海号。

のと里山里海号は2両編成になっています。
1両目は青色を基調とした里海号。
田鶴浜建具が列車内にたくさん飾られていて、和風モダンな感じの車両になっています。


ブルーの車内。

のと里山里海号ではスイーツプランがあり、列車内で辻口博啓氏プロデュースのスイーツを堪能できるプランがあるとのこと。
たぶんこちらのお客様はスイーツプランの注文をしたのでしょう。
3日前までに予約が必要の為、今回は断念するしかありません。


のと里山号。

今回席を確保したのは里山号です。
色はオレンジをイメージしたもので、能登の山々の紅葉をイメージしているとか。
ちょうど今の時期は紅葉も綺麗なので丁度良いですね。


大きなソファー席もある。

里海号、里山号ともに大きなソファー席があり、そちらから山方面の景色を堪能することができます。
とはいえ、景色でよいのはやっぱり海側。
それもあってか、山側の座席がちょっと高くなっているのは両方の景色が見えるようにという配慮なのでしょうか。


記念乗車証とお菓子のプレゼント。

のと里山里海号に乗車すると記念乗車証とお菓子、そしてミネラルウォーターのプレゼントがありました。
なんだかこれだけでも元が取れたような感じです。
ちなみにのと里山里海号には里山号、里海号それぞれに記念スタンプがあるので、もちろん両方押してゆきます。


辻口博啓シェフのケーキセット。

今回、運よく辻口博啓シェフのケーキセットに余りがあり、当日注文ができる状態になっていました。
そのため、せっかくのチャンスとケーキセットを注文してみました。
抹茶のロールケーキとマカロンが提供されるこちらのコース。
運よくいただけるとは思ってもみませんでした。


まさに優雅。

お菓子にコーヒーが付いてまさに優雅な状態。
ちなみにコーヒーはおかわり自由なのでさらに嬉しいですね。
スイーツセットで+1,500円という金額ですが、景色を眺めながらコーヒーとケーキを楽しめるのであれば、無問題です。


お土産に塩サブレとバウムも。

さらにお土産用の塩サブレとバウムもありました。
これはまた改めて食べるとしても、本当にいろいろアリで良いですね。
箱がのと里山里海号デザインになっていることも特徴的です。


ボラ待ちやぐら。

のと里山里海号が出発ししました。
これまで乗ってきたのと鉄道線を走り、七尾駅を目指します。
途中、のと鉄道沿線や遠藤関記念館でも何度か目にした謎のオブジェ…ボラ待ちやぐらがあるところで一旦停止しました。

かつてはこの櫓の近くで網を張り、ボラを捕まえていた櫓ですが、現在ではもう使われていないそうで…
それでも漁業の記念として残しているようです。
面白い形の櫓なので、インパクトがありますね。


撮影ポイントで都度都度ストップする。

続いても撮影ポイントで一時停車を行います。
インスタ映えというワケではありませんが、綺麗な景色のところで停車してくれるのは嬉しいですね。
一般車両も併結しているため、普通電車としてはやや時間がかかる運行になりますが、一般車両だとどんな感じになっているのか、それはそれで気になります。


和倉温泉駅に戻ってきました。

和倉温泉駅に到着したのでこちらで下車しました。
乗れたらいいな、と思っていたけれど、まさかしっかりと乗れてスイーツも食べられるとは…!
約40分ほどで短い時間ではありましたが、本当に楽しい体験になりました。

◆のと鉄道と乗り鉄の旅
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