13:00発の東武鉄道の蒸気機関車、SL大樹に乗車します!


SL大樹。

インターネット予約でもなかなか指定席が取りづらいと言われているSL大樹。
しかも3連休の初日とあって、かなり倍率が高いと思っていましたが、今回運よく座席を取ることができました。
日光・鬼怒川観光の目玉として登場した蒸気機関車。
東武鉄道が蒸気機関車の復活運転にこだわる理由も観光のためなんだろうなぁ、と実感します。


方向幕も格好いい。

SL大樹がホームに到着するなり、たくさんの人がどんどん客車内に入ってゆきました。
反対ホームで撮影していたおいらは完全に出遅れ。
SL大樹の方向幕っていいよね…とか思いつついろいろと撮影してしまいました。


いろんな会社の協力があって実現した模様。

東武鉄道の蒸気機関車復活運転プロジェクトにはたくさんの会社が関わっているとのことです。
下今市駅のSL展示館でも説明がありましたが、SL大樹の車内でも手書きの案内がありました。
まず、蒸気機関車のC11-207はJR北海道から借り受けたもの。
車掌車はJR西日本、JR貨物から譲渡されたもの。
客車はJR四国から譲渡されたもの。
後方からアシストをするディーゼル機関車DE10-1099はJR東日本から譲渡されたもの。

さらに転車台もJR西日本から長門市駅、三次駅の転車台を移築したとのこと。
かつての国鉄の遺産が私鉄の東武鉄道で再会するというのもなんとも面白い話ですね。


SL大樹を堪能しました。

SLが走り出しました。
静かに動き出すのはやはりSL独特というか、味わいがあります。

SL大樹は東武鬼怒川線の約12kmを約30分掛けて進みます。
そのため、乗車時間はそんなに長いものではありませんが、それでも十分に楽しめるものになっています。
乗車するとまず係員の挨拶、記念撮影、乗車記念カードの進呈、車内販売…とかなり慌ただしいイベントが目白押し。
また、停車駅も下今市駅を発車すると、昨年開業したばかりの東武ワールドスクウェア駅、鬼怒川温泉駅のみに停車するのであっさりとした印象になります。


DE10-1099機関車。

SL大樹は先頭車両がC11-207蒸気機関車、後ろにDE10-1099電気機関車が接続しています。
SLだけでは登りきれない急勾配を電気機関車がサポートする運行形態になっているので、こちらも押さえておきたいところ…。
また、下今市駅、鬼怒川温泉駅に転車台があるため、上りも下りもちゃんとSLが先頭に来る運行となっています。
今回は鬼怒川温泉駅での混雑を避けるため、東武ワールドスクウェア駅で途中下車してみました。

◆東武鉄道のSL大樹に乗ってきた
東武鉄道のSL大樹に乗ってきた【目次】



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