出張で広島県まで来てしまったので、せっかくなので観光をして帰ろうか…というワケでいろいろと考えていました。
しかも世の中的には三連休。
やろうと思えばかなりがっつりと旅行して帰れます。

新幹線で帰りたい時に帰ることを前提として、行くなら福山、三原や尾道あたりに絞られます。
ただ、三原も尾道も以前観光したので、がっつりと観光できていない福山を起点に観光することにしました。


福山駅。

福山駅に到着して、観光で気になるところと言えば、鞆の浦です。
今日はあいにくの雨模様なので観光しようかどうか迷ったけれど、せっかくなので観光して帰りたいですね。


鞆の浦に到着。

福山駅から鞆の浦まではバスに乗って約30分ぐらいで到着します。
バスの本数も20分に1本程度とわりと本数があります。
こちらに乗って鞆の浦のバス停を目指します。


ともてつバスセンター。

鞆の浦のバス停前にはバス会社が運営する「ともてつバスセンター」があります。
土産物屋であり、鞆の浦周辺の観光案内所にもなっています。
こちらで地図を手に入れて、鞆の浦周辺の情報を確認しました。


鞆鉄ギャラリー。

また、ともてつバスセンターにはかつて福山駅から鞆の浦まで走っていた鞆鉄道の情報コーナーもありました。
鉄道ではなくバスに転換されたけれど鞆鉄と鉄道会社の社名が残っている理由なのかもしれないですね。


幸いにも雨が止んだので、予定通りぶらぶらと散策を行います。
ともてつバスセンターを出てしばらく歩くと無料の展望台があったので見てみることにしました。


鞆の浦付近の島。

鞆の浦から見えるいくつかの島。
ふと見ると黒船をイメージしたかのような船が通って行きました。
何故黒船なのかというと、このあたりの海域で坂本龍馬らが率いる海援隊のいろは丸と紀伊藩の船が衝突し、その交渉事のため一時滞在したということで、わりと坂本龍馬押しの観光地になっています。


船が出航しています。

先程船が出港していった渡船場がありました。
ここから黒船が出港し、近くの島までを結んでいます。
乗船料は往復で240円とリーズナブルだったものの、渡った先の島の施設は休暇施設ぐらいだったのでやめておきました。


鞆の浦の港。

渡船場を過ぎると鞆港に到着します。
このあたりがいわゆる観光地案内でもよく見られる鞆の浦という感じでしょうか。


常夜灯。

そして江戸時代のような古い町並みと常夜灯が残っていていい感じ。
アニメ「ポニョ」の舞台にもなったと言われているところでもありますが、街中ではあまりポニョ感はなく、どちらかというと小京都のような佇まいです。


昔ながらの建物。

鞆の浦エリアはそこまで大きくありませんが、路地が細く、またいろいろな売店があって見てゆくと面白いです。
名産品として保命酒という健康酒の製造が盛んのようで、これも気になります。
とはいえ試飲をしてしまうと買ってしまいそうで我慢です。
鞆の浦エリアにはいくつかの記念館、博物館がありますが、結局のところスタンプはあまり置かれておらず…
スタンプという面では収穫は少なめ。


福山市鞆の浦歴史資料館近くからの眺め。

元々鞆城があったところに建てられている福山市鞆の浦歴史資料館にも寄り道したところ、小高い山の上からの鞆の浦の景色はなかなか良いものですね。
天気が良ければさらに良かったかもしれません。
前々から気になっていた観光スポットでしたが、ようやく来ることができました。
じっくりと回っても2時間ぐらいでぐるっと回れる手頃な観光地でした。



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