新潟駅に戻ってきました。
今日の新潟県はとてもいい天気で観光日和なのですが、関東地方には超大型台風が接近していて、夜には東海道新幹線をはじめ、山手線や京浜東北線なども運休するという…
なので早めに帰らないと…というワケで早めに帰ることにしました。


現美新幹線。

新潟駅から新幹線で帰りますが、せっかくなので前々から気になっていた現美新幹線に乗車することにしました。
せっかくなので指定席も予約して確実に乗ろうと思います。


現美新幹線イメージ。

現美新幹線とは、新幹線の中に芸術作品を展示した車両で「世界最速の芸術鑑賞」というキャッチフレーズがついています。
新幹線自由席特急券があれば乗車ができるため、イベント列車の中ではわりと乗りやすい列車です。
外観デザインは蜷川実花が担当したということで話題にもなりました。


現美新幹線が到着。

新潟駅のホームに現美新幹線が到着しました。
黒い車体の新幹線で、これだけでも異質な感じがします。
車体は秋田新幹線で活躍していたE3系を改造したもので、その車両が上越新幹線に来ている…
MaxもE6系も走るし、そう考えるといろんな列車が上越新幹線沿線を走っているんだなぁと実感します。


現美。

車体には「現美」と書かれていてインパクトがあります。
JRのポスターではよく見かけていましたが、実物を見るとやはりインパクトがありますね。


長岡の花火。

中間車両には長岡の花火の写真が使われたデザインになっています。
写真はさすがに新幹線の車体まで大きくなると写真も近くで見ると荒く見えてしまいますが、遠目で見ると違和感はないのである程度の距離で見ていいもの…というデザインなのでしょう。
外観をじっくり見たので早速乗車します。


11号車。

今回取った11号車は指定席。
もともとグリーン車の車両を利用したもので、これを普通指定席の価格で座れるのは嬉しいですが、すごいデザインの座席。
松本尚氏のデザインが座席、遮光幕に使用されています。
荷物置き場などもあるので、荷物を持ったまま乗るのにはちょうど良さそうです。


12号車。

続いては12号車。
一面鏡張りのデザインになっています。デザイナーは小牟田悠介氏。
座席は窓側に張り付く形で配置されていて、これは他の号車でも同様のようです。


13号車。

13号車は座席はなくバーカウンターがあり、コーヒーやお菓子、アルコール類を注文できます。
また、壁面には古武家賢太郎氏の絵画が飾られています。


限定商品の販売も。

メニューは現美新幹線限定の商品もいろいろとありました。
せっかくなのでいくつか購入したので別項で紹介したいと思います。


キッズスペース。

13号車にはキッズスペースも設置されています。
プラレールが置かれたスペースで、デザイナーはパラモデルが担当しています。


14号車。

14号車は写真の展示です。担当は石川直樹氏。
車内の構成は基本的に12号車とほぼ同じで展示物が異なるという感じになっています。


15号車。

15号車は立体物の展示になっています。
荒神明香氏の作品になっていてます。


16号車。

そして16号車はたくさんのモニターがあり、AKI INOMATA氏の動画作品を見ることができます。

新潟駅から越後湯沢駅まで約1時間かけて運行する現美新幹線。
作品を見てコーヒーを見て…とかするにはちょうど良い人もいれば足りない…と思う人もいるかも。
なかなかインパクトのある新幹線でした。

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