最近、週刊ポスト誌に連載されている漫画、「新・子連れ狼」が熱い。
熱い時代劇漫画と言うと、昨年まで連載していた「二十手物語」というのもあるけど、アレは半分ぐらいがエロ時代劇だったから、個人的には新・子連れ狼ぐらい硬派の漫画の方がありがたい。
家で脱力しながら見るのであれば、ポプリクラブとかペンギンクラブ、阿吽とかばんがいちとか、エロければエロいほど良かったりするのだけど、逆に通勤途中で見る雑誌の場合はエロくない方が望ましいと考えているおっさんの船木屋でありまして。
話を戻して、「子連れ狼」と言うと、拝一刀と、息子の大五郎がぶらり旅をする物語。
映画にもなったりしているので、知っている方は多いだろう。
「新・子連れ狼」はその続編にあたる漫画で、拝一刀が裏柳生の男に復讐を果たすと同時に果て、大五郎が１人になってしまうところから。そこに訪れた東郷重位（薩摩示現流開祖）によって拾われ、そしてともに旅をすることになる、という話。
拝一刀も反則的に強いが、このおっさんもなかなかに反則的に強いので、とりあえず危機という文字はなさそうな気がする。
それにしても、大五郎も３歳のくせして、丸太で石を割ったり、忍者の攻撃をことごとく避けることができたりと、３歳とはあるまじき動きを見せてくれるので、それはそれで面白い。
これから多分２年３年もかけて、週刊ポストでまったりと連載されているとは思うけれども、これは結構面白いのではないか……と思う漫画です。
おいらには珍しく硬派な漫画を推薦してごめんなさい。
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