ようやく鉄道博物館に到着。

さて、ようやく鉄道博物館に到着しました。
普通に入場券を支払うのも可能ですが、SuicaやPASMOを使って入場券とすることもできます。
その場合は、SuicaやPASMOからチャージ金額を使用して支払うことも出来ます。
さすが鉄道博物館、と思いましたが、入場料1,000円はちと高過ぎです。

中に入ってみると、もう凄い人、人、人。
入り口を入ってすぐの駅弁コーナーに人が殺到していて、もはやそれをみただけでイヤな予感が。
そのため、まずは鉄道車両から見ることにしました。


1290形式蒸気機関車

まず最初に、日本初の蒸気機関車の「1290形式蒸気機関車」から見てみました。
新橋駅から横浜駅まで走ったものが最初だということは知っていますが、どんな列車かまだは知りませんでした。
へぇ~、と感動です。


初代1号御料車 御料客車

続いて「初代1号御料車」をみてびっくり。
やっぱり皇族の方が乗る車両はいろいろとふかふかしていそうだな…
椅子はさることながら、撮り愚痴の扉にまでクッションというか何かが付いているのにはびっくりでした。

こういう博物館だと、よく「撮影禁止」になっているのですが、電車の写真を撮影し放題なのは素晴らしいですね。
これにはびっくりしました。


マイテ39形式客車

続いてちょっと戻って、昔の特急「富士」を見物。
一等客車ということで、昔の特急とはこんなものなのかと眺めていたら、どうやら乗ることも出来るようでして。
早速乗ってみました。


マイテ39形式客車内部

唖然あまり代わり映えしないのね。

意外にも、今の車両と座り心地はそんなに違いはありませんでした。
若干車内が暗いかな、と思う程度で、乗り心地は良い感じです。
今の特急車両=一等車両だったのかしら……。


EF66形式電気機関車

そのまま道なりに進んで行くと、「EF66形式電気機関車」がありました。
ブルートレインを牽引していたあの列車なのはわかります。が、あまり馴染みがないためか、あかり姉さんはあまりピンと来ていませんでした。
この列車の前で記念撮影をしている人がとても多かったです。


C57形式蒸気機関車

これは、鉄道博物館の中央に展示されている「C57形式蒸気機関車」。
先ほど見た「EF66形式電気機関車」より昔はこれが列車を牽引していたのだとか。
なるほど……と思って眺めていると、親子連れのお父さんらしき人がいろいろと子どもに説明をしています。
聞いているとなんだかマニアックなことだったので、子どもの将来がちょっと心配になりました。


あいづ号。

国鉄の特急列車として、最も有名なタイプがこれでしょうか。
展示されているモノは「481形式電車」ですが、たとえば「急行能登」は489系電車で、いまだ現役です。
ちなみに、この「あいづ号」の特急車両の中で飲食することも可能なのだそうです。

唖然だから駅弁コーナーが混んでいたのか…

これは、事前に上野駅か大宮駅で駅弁を買って持ち込んだ方が良さそうですね。
しかし、電車の中で飲食をしているのをみると「ああ、いつも通りの光景だ」と鉄道博物館に来ていることを忘れ去りそうです。


上野駅じゃないですよ?

たとえばこの写真だけだと、鉄道博物館じゃなくて上野駅などで非常によく見る風景に見えてきます。
子連れのお父さんとか、列車内で寝ている人が見受けられましたが、やはり振り回されて疲れているのでしょうか。


200系新幹線

東北・上越新幹線向けに、雪対策を施した「222形式新幹線電車」。
おいらはこちらの新幹線が馴染みで、これを見ると「新幹線!」というイメージが湧いてきます。
ところで、今でもこの200系新幹線は走っているようで、昼飯時に東京駅の高架を見ていると、たまーに見かけます。
ちなみにこの新幹線も乗ることが出来ます。


21形式新幹線電車

そして奥の方には「0系新幹線」も展示されていました。
扱いが200系と比べて地味なのは、やはり大人の事情(JR東海だから?)があるのでしょうか?


101形式電車

さらには、むしろ最近まで走っていたため現役と錯覚してしまう「101形式電車」も展示されていました。
地方の鉄道ではまだ現役だったりするので、余計に懐かしさは感じませんでした。
中も乗れたのですが、特に違和感もなく、懐かしさを感じるのはもっと後のことでしょうか。


50000形式貨車

地味ながらおいらの心を掴んだのが、「50000形式貨車」。
地方に行くと、とにかく貨物列車と遭遇する確率が高く、しかも延々と長いのでいつも踏切待ちをしているときに「ああ、貨物か…」と思っていたモノですが、東京に来ると逆に貨物列車を見る機会が激減してしまい、むしろ懐かしさを感じてしまいました。
貨物の場合、JRマークよりも国鉄マークのほうがなんだか馴染みが深いです…


2階から。

なんだかんだで、じっくりと見て回ってしまいました。
休日ということもあり、とにかく人は多かったですが、列車を見るだけでもかなり楽しめました。
これだけの列車が集まっているということだけでも見る価値はあるかもしれません。

しかし、東武博物館地下鉄博物館と違って、何故か大正モダンな雰囲気を感じず、むしろ子どもの頃の懐かしさを多く感じてしまいました。
やはり「480形電車」と「200系新幹線」のせいもあるかもしれませんが、この鉄道博物館は「昭和」というイメージを多く感じました…。

※鉄道博物館
http://www.railway-museum.jp/
住所:埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47
TEL:048-651-0088
scale:25000 35/55/3.103,139/37/17.972


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