かなまら祭りの神輿が町を練り歩き始めると、さっきまでの盛り上がりから一転、金山神社はだんだん静けさを取り戻しつつありました。
もちろん祭りは終わっておらず、境内ではコスプレ大会とかかなまら音頭が行われるという…
しかし始まるまでやや時間があることや、天気もだんだん曇ってきたのでどうしようかな…と思っていました。
特に朝9時からかなまら祭りを見ていると、東京ビッグサイトの西1ホールの半分ぐらいしかない敷地にずっといるのはさすがに飽きてきた、ということもあります。
どうしようかなと考えていたら、友人から「渋い感じの駅が見たい」という提案もあり、それではということで鶴見線に向かうことにしました。


鶴見線。

川崎大師駅から鶴見線までは、京急川崎駅で乗り換えの後、京急鶴見駅でJRの鶴見駅に乗り換えて鶴見駅からは鶴見線に乗って行くことにしました。
鉄道初心者にも楽しめる駅でかつ鶴見線のオススメの駅といえば、国道駅、浅野駅、海芝浦駅、昭和駅、扇町駅あたりでしょうか。
時刻表を見ると、浜川崎駅行きの後に海芝浦駅行きの電車がちょうど来るようなので、まずは国道駅に向かいます。


国道駅はやっぱり渋い。

国道駅はこのブログでも何度も取り上げていますが、1930年に開業した駅舎がそのまま残っている駅なのです。
コンクリートのガード下の雰囲気がそのまま残り、昭和初期の雰囲気を今に残す駅になっています。
ちなみにここが「横浜市」と言っても信じる人はほとんどいないでしょう。


居酒屋・国道下も健在。

この駅は「渋い」で言い表すならば「廃墟に近い感じの渋さ」でしょうか。
実際、友人もこの駅を見て真っ先に連想したのが長崎県にある軍艦島(端島)だったようで…
確かにそんな雰囲気もあるかもしれません。
しかしこの駅は無人駅と思わせて実は有人駅だし、こういう店も実は営業しているので廃墟…という感じではないのですが何とも言えない雰囲気が漂います。


国道駅改札。

海芝浦駅行きの電車が来るまで国道駅でまったりしていたけれども、国道駅は本当にいつ来ても変化がないですね…
2008年の国道駅2009年の国道駅も全く同じで安心しました。
だからこそ、いろんな人に好かれる駅なのかもしれませんね。


国道駅を後にして、次は海芝浦駅を目指します。
海芝浦駅は京浜工業地帯を走る鶴見線の中でも「駅周辺が東芝の敷地内のため一般人は下車ができない駅」「海にとても近い駅」として知られていて、最近では観光客も訪れることが多くなってきたようです。
実際、今回乗車したときも約20人ぐらいが海芝浦駅行きの電車に乗っていました。


海芝浦駅。

海芝浦駅に到着すると、いろんな人が列車から降り、ホームから海を眺めていました。
こちらの駅はこちらの駅でまた味があって、何度来てもよいものですね!

◆関連日記
かなまら祭り2010&鉄道の旅【目次】
かなまら祭り2009&鉄道の旅【目次】
かなまら祭り2008&鉄道の旅【目次】
かなまら祭り2007【目次】
かなまら祭り
でっかいまーら、かなまら!



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