流鉄沿いを歩いて松戸市に入り、小金城趾駅が見えてきました。
流鉄の電車はこの駅で列車の交換を行うので、注視すべき駅ですね。


そろそろ小金城趾駅。

小金城趾駅はこのように他の駅とは違って島式ホームになっています。
単線の流鉄はこの駅で上下線の電車が停まり、それぞれ発車してゆきます。
ちょっと待ったらいい写真が撮れそうですが、時間的にまだ電車は来ないようなのでまずは駅舎から見ておきます。


小金城趾駅。

小金城趾駅の前にはマツモトキヨシがあり、どうやら入口は2階のようです。
あかり姉さんが薬局でぶらぶら散策している間においらは駅舎の写真を撮ろうと向かってみました。
すると…


既に使っていない駅施設。

唖然なにこの雰囲気…

小金城趾駅は古い公団住宅を突き抜けるように設置されている駅で、公団住宅の古さもあって何ともいえない雰囲気です。
そして入ってすぐにあるのは既に使われていないと思われる窓口跡。
古い公団住宅の無機質なコンクリート壁が余計に不気味さをかき立てます。
たぶん高度成長期の建物で全然新しい駅だと思うけれども、なんとなく鶴見線の国道駅を彷彿とさせます。


住民が住んでいるらしい。

公団住宅には人が今でも住んでいるようで、入口も駅横にあります。
ここから先は関係者以外の立入禁止のようですが、この入口も薄暗くてなんとも不気味な感じになってきます。


小金城趾駅…なんだけど。

マツキヨで買い物をしていたあかり姉さんも呼んで小金城趾駅前に来たけれども、日曜日の昼間だからなのか人の気配があまりなくて不気味な感じになってきます。
先ほど小金城趾駅のホームを外から見たときは人がいるのに、駅前には人がいないというのはなんとも不気味な感じ…
階段を登って改札まで向かってみました。


小金城趾駅改札。

公団住宅の3階に小金城趾駅の改札があり、ここから階段を下りて先ほどの島式ホームに降りるような構造になっています。
住宅と駅が完全に接着した駅というのは理想的な形ではあるけれど、老朽化してしまうと言葉にできない感じになってしまうのですね…。

見た感じはとても不気味ですが、同時に駅舎マニアの心を揺さぶられるいい駅でもありました。
個人的には「行っておくべき駅」の1つだと思います。

◆関連日記
春の流鉄ぶらり旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。